赤ちゃんが突然自分に向かってつねったり、爪でひっかいたりしてくることはありません?赤ちゃんと言っても、痛みがある事には変わりません。しかし話が通じていない赤ちゃんに起こるわけにもいきませんよね。
赤ちゃんが爪でひっかいたりつねったりしてくるのにはどういった理由があるのでしょうか?赤ちゃんがつねる理由についてご紹介します。
赤ちゃんがつねる理由1.手の動きの練習
赤ちゃんがつねったり爪でひっかいたりする理由は、手の動きを練習している場合があります。赤ちゃんにとって手は自分の意思で動く場所として認識されると、色々な事ができるように練習するようになります。
最初のうちは何かを掴むということから始まりますが、段々と成長していくにつれて、手を使ってできることが増えていきます。赤ちゃんは何か自分にできることが見つかると、それを反復して練習する行動を見せます。
それによってその行動を身につけていくのですが、つねることや爪でひっかくという行為もこれと同様に練習している可能性があります。親としては痛いのですが、赤ちゃんからすると自分が新たにできるようになった行動の1つになります。
それを反復しているということなので、全く悪気はないのです。むしろ成長している証拠なのです。
赤ちゃんがつねる理由2.コミュニケーション
赤ちゃんがつねったり引っ掻いたりする理由の2つ目は、コミュニケーションの1つだと思っているということです。誰もがつままれたりひっかかれたりすると、反応を示しますよね。子供はその反応を覚えていて、何度も繰り返している可能性があります。
子供にとってそういった親の反応が、もしかしたら喜んでいるのかもしれない、と感じるため、何度も何度も繰り返してしまう可能性があります。また赤ちゃんなりに構って欲しいという気持ちを、そういった行動で伝えようとしている可能性があります。
赤ちゃんにとっては親が楽しんでいるように見えてしまうこともあるので、癖になって繰り返し行っている可能性が高いです。
赤ちゃんにつねるのをやめさせるには?
赤ちゃんがつねったり爪でひっかいたりする行為は、実は成長している証であるということが分かったと思います。しかし、そうとは言っても赤ちゃんに爪を立てられたりつままれたりする行動を良く思わない人は多いはずです。
赤ちゃんにそういった行動をやめさせるにはどうすればいいのでしょうか?赤ちゃんに止めさせるためには、自分が痛がっているということを伝える必要があります。
小さいから通じないと思っているかもしれませんが、ママの表情を読み取ることが上手な赤ちゃんにとっては、理解できるかもしれません。
赤ちゃんがつねってきたら、大きい声で楽しそうにしていてはいけません。つねられた部分を触って、痛い、悲しいというような顔を見せることで、子供はいけないことをしているのかもしれない、と理解するようになります。
笑ったり優しく注意したりしてしまっても、赤ちゃんには伝わりません。本気で伝えるためには、本気で痛がっている様子を見せることが大切になります。
それでも伝わらないという場合は、あえて何もしないということも選択肢の1つです。ママが何も反応しないということは、楽しくないと認識するので、次第にやめていく可能性が高くなりますよ。
痛かったらやめさせよう
赤ちゃんがつねってきたり爪でひっかいてきたりする理由についてご紹介しました。赤ちゃんにとっては、それは成長の証でもあり、コミュニケーションでもありました。
しかし、本当に痛いと思っているのであれば、やめさせるようにしましょう。痛いことを赤ちゃんに伝えることで、きっとわかってくれますよ。