赤ちゃんは常に手をグーにしている印象はありませんか?赤ちゃんの手はなぜグーの状態なのか、気になったことはありませんか?
赤ちゃんには小さい頃から本能がたくさん備わっていますが、その影響なのかどうか気になる部分もありますよね。赤ちゃんが手をグーにしたり、開いたり閉じたりする理由についてご紹介します。
赤ちゃんが手をグーにする理由
赤ちゃんが手をグーの状態にしていることが多いのには、どういった理由があるのでしょうか?赤ちゃんは小さい頃は手の筋肉が備わっていません。私たちにとってはパーの状態でいることが当たり前なのですが、赤ちゃんにとっては実は違います。
まだ筋肉の発達していない赤ちゃんにとっては、グーの状態にしていることが正常な状態だといわれています。パーにする力がまだできていないので、赤ちゃんは常に手をグーの状態にしているといわれています。
そういった行動は新生児の頃にしか見られないので、一部では幸せを握っているのではないか?といわれているようです。生まれてすぐの時期だからこそ、こういった名称が付くこともわかりますよね。
赤ちゃんがグーの状態で寝ていることは実は普通のことなのです。
赤ちゃんが手を握り返すのは?
赤ちゃんは確かに手をグーの状態していることがとても多いです。しかし、その手に指を添えると、それでも赤ちゃんはぎゅっと握り返してくれますよね。これにはどういった意味があるのでしょうか?
実はこの赤ちゃんが手を握り返すという行動は、赤ちゃんに元々備わっている本能的な反射なのです。赤ちゃんは何かが手の近くに来ると、それを把握するために握り返します。
その反応によって握り返すという反応が起こるということなのです。見ている側からするととてもかわいいのですが、実は本能的な物で指だという認識はまだありません。
こういった行動は新生児特有の反応なので、成長につれて消失していってしまいます。まだ意識的に行動することができない赤ちゃんにとって、こういった原始反射はたくさん見られます。
赤ちゃんがグーパーするのはなぜ?
赤ちゃんが手をグーパーする時ってありますよね。これは一体どういった理由なのでしょうか?赤ちゃんが手をグーパーする時は、これは手を認識して遊び始めているという証拠になります。
生後3ヶ月から4ヶ月くらいになると、手をグーパーしたり、手をじっと見つめたりしているような行動がよく見られるようになります。この行動は、自分の手を意識して、医師通りに行動できるようになったからこそ起こる行動です。
赤ちゃんは自分の手を観察しながら、動かして遊ぶようになります。赤ちゃんの最初のおもちゃになるのが、自分の手なのです。自分の意思によって動かすことができると、赤ちゃんもそれを繰り返し行って練習していきます。
こうすることで次第に赤ちゃんの手に筋肉が発達していき、手を開いた状態でいることができるようになるのです。
小さい頃から赤ちゃんに何かを握らせる習慣をつけておくと、早い段階でこういった行動がみられるようになるようです。赤ちゃんが手をグーパーするということは、成長している証拠であり、赤ちゃん自身が学んでいる証拠でもあるのです。
赤ちゃんの手のひらはおもしろい
赤ちゃんが手をグーにする理由についてご紹介しました。赤ちゃんの手のひらというのはとてもおもしろいもので、成長するにつれて色々な反応を見ることができます。
乳幼児のうちにしか見られない反応もあるので、ぜひ自分の赤ちゃんの手のひらを観察して、成長の様子を感じ取ってみてくださいね。