小さい頃はとても仲が良かったにもかかわらず、段々大きくなってくると、仲が悪くなってしまうことってありますよね。そうなると親としては本当に辛い感情が隠しきれなくなってしまいます。
子供との仲を修復するためにはどうすればいいのでしょうか?子供との関係が悪化した時に、楽になる考え方についてご紹介します。
自分と子供の関係を考えること
自分と子供の関係ってどういうものだと認識していますか?例えば一心同体だったり、何があっても離れたくないものだったり、色々な認識があるはずです。しかし、子供は時に大人が思っていない方向のことを考えている時もあります。
子供のことを束縛してしまうでは、子供は生きにくさを感じてしまうことがあります。そういった時に子供に対する考え方を変えることが必要になってきます。
子供は天からの預かりものだと考えていけばいいのです。確かに子供は自分のもとに生まれついてくれましたが、人格自体は全く別です。ただ自分の遺伝子を借りて、この世にいるだけで、子供が成人を迎えたら、相手に返さなくてはいけない、ということ考えにするのです。
そうすると少し寂しい気持ちにはなりますが、それでもきっと少しは心持が変わってくるはずです。
親は子供の保護をするためにいる
親は子供を保護するためにいます。これもとても大切な事です。親は子供を守るためにいるのであって、それが最大の役割になります。これをとにかくまっとうに行うことが、親としての使命だと思います。
親は子供に気に入られるためにいるわけではないのです。自分達は任されたことをすればいいだけなのです。だからこそ、もし子供と関係が悪化してしまっても、子供に気に入られるのではなく、子供を保護する必要があるということなのです。
子供にとってどうしても親という存在が、うっとうしく思ってしまうこともあります。そこでお互いに張り合ってはいけません。子供がそういった態度をとるということは仕方のない事なのです。
だからこそ、子供に気に入られるという考え方をするよりも、保護することを最優先に考えていくようにしましょう。
子供との仲が悪化したら親はどうすべき?
子供との仲が悪化してしまったと思っても、子供は心のどこかで親の存在を大切に思っているはずです。親としては、子供が大きくなったら、子供の好きに生きさせるというニュアンスで、過ごしていく方が良いでしょう。
実際に関係性が悪化したとしても、一時的なものかもしれません。子供にとっていつでも帰ってこられるような場所になって欲しいと思います。
子供と喧嘩してしまったとしても、子供に好かれようとするのではなく、いつでもここで待っているというような、力強い気持ちをもって、接していくことをおすすめします。
親にとって子供は都合のいい様にはなりません。だからこそ、子供の気持ちを尊重して待つしかないのです。子供を保護する存在として、何かあった時にいつでも頼りにできるような存在として、子供のことを待っているようにしましょう。
大抵の場合は思春期や反抗期が過ぎると落ち着いてくることになるので、その時がいつになるかはわかりませんが、根気強く待ってあげるようにしましょう。
親は子供を保護する存在であるべき
子供と親の関係性についてご紹介しました。どうしても親は子供が近くにいない時が済まない、というような心持の人が多いですが、そうではなくて子供を守るための存在であるということを忘れないようにしましょう。
子供が自分の思い通りに行かなくても、子供のことを信じて待っていてあげるのが最もいい方法です。