子供がだんだん大きくなってくると、できる事もたくさん増えてきますよね。そんな時でも子供のことを全部やってしまっていませんか?
子供が何でもできるような年齢になったら、ある程度家事をやらせていくようにしましょう。子供に家事分担させる方法についてご紹介します。
家は無料のホテルじゃない!
子供が大きくなってからも、子供の身の回りのことをすべてやってあげてはいませんか?それではもしかしたら子供にとっての無料のホテルになっている可能性があります。
子供にとって家は無料で泊まれるベッドがあって、無料で出てくるご飯があって、無料で選択してもらえると思っていることが多いです。
そういった環境になれてしまうと、子供はなかなか自分の手で何かを覚えようとしなくなってしまいます。そうなることがないようにするためにも、できるだけ、子供にはお手伝いをさせていった方が良いでしょう。
子供のお手伝いは小学生頃から始めるのが最も良いです。しかし、それに間に合わなかったという人もいるはずです。そんな人は大きくなってからでも、教えてあげるようにしましょう。
洗濯機は回せるようにする
子供にとって洗濯機はしっかりと回せるようになっていた方が後々便利になります。自分1人で生きていくとなった時に、洗濯のやり方をある程度覚えていないと、洋服を着られなくなってしまうので、洗濯機を回せるようになるための指導をしていきましょう。
洗濯というのは洗濯機に入れて、干して、たたむという3つの工程を挟んで行う家事です。関わる時間が多ければ多いほど、家事をしているという実感が出てくるはずです。そういう部分を利用して、初めての家事分担をしてあげるようにしましょう。
料理は教えてもできない可能性がある
家事として料理ができるようになったら、とても助かるのですが、料理に関してはセンスの問題もあるので、絶対にできなくてはいけないというわけではありません。しかし基本的な包丁の使い方くらいは、子供に教えておいた方が良いでしょう。
料理を作ることができなくても、食べたものの皿を洗ったり、後片付けを手伝ったりということは覚えさせてもいいかもしれません。皿を洗うのは教えなくてもできると思うので、そういったところから始めてみるのも良いでしょう。
料理の才能がありそうなら、料理を教えてあげるようになってもいいかもしれませんね。
掃除は自分の部屋以外も担当にする
部屋の掃除を自分でやるということは、もちろんなのですが、他の部屋の分担も作ってみると良いでしょう。そうすることで、自分の部屋だけでなく他の部分を掃除するメソッドも覚えていくはずです。
自分の部屋は自分が使いやすいと思えればそれでよかったですが、違う場所を掃除すると、そうではなくなるので、誰かにとって使いやすい掃除の仕方をマスターしていくようになります。
こうしてだんだんと自分で掃除ができる場所を広くしていって、最終的にはお風呂掃除や玄関掃除、トイレ掃除なども任せられるくらいに成長して欲しいところですね。
掃除は掃除機や水拭きをするということはもちろんですが、それ以外にも物を収納したり、配置を考えたりと、頭を使いながら行うことが多くなります。将来絶対役に立つので、掃除もできるだけ多く覚えさせていきましょう。
ホテルじゃなくて自分の家だとわからせよう
子供にお手伝いをさせることについてご紹介しました。子供にお手伝いをさせるということは、家族のありがたさを学ぶきっかけにもなります。
ある程度大きくなってきたら、お手伝いを積極的にしてもらうようにしましょう。