生まれたばかりの頃は、親がいないと何もできなかったような子供でも、大きくなってくるとだんだん生意気になってきますよね。
親としても心配半分怒り半分です。子供が生意気な対応をしてきた時、親はどう対応した方が良いのでしょうか?生意気な子供に対する対処法をご紹介します。
生意気な態度は環境のせい?
小さい子供が生意気な態度や言葉を使ってくることに違和感を覚える人が多いと思います。しかし、子供がそういった態度をとるということは、どこかで覚えているということです。
子供がそういったことを覚える環境に、思い当たることはありませんか?親の態度を真似している可能性も考えられますし、幼稚園の友達、テレビの影響などが関係しているはずです。
子供が生意気な態度や言葉を使ってくるのは、新しく覚えたことをやってみたいと思う好奇心が大きいです。だからこそ、そういったことに触れる機会が多ければ多いほど、生意気になっていくものです。
子供が生意気になってしまう原因を、親が作ってしまっているケースもあるので、きちんと見直してみましょう。
生意気な子供を怒鳴っていない?
生意気な言葉を子供にされると、どんな大人でも怒りを覚えるはずです。しかし、それでも感情に任せて怒鳴りつけてしまうのはNGです。
子供は親から怒鳴られると、怒鳴られたということばかりに気を取られてしまい、怒鳴られた意味まではなかなか考えられないのです。
子供が生意気だと、親としての威厳やしつけのために、怒鳴りつけてしまうこともあるかもしれませんが、本当にそれが必要な事なのか、よく考えていきましょう。
怒鳴りつけた後でしっかり説明しようと思っても、子供の頭の中に入っていかない可能性が高いので、注意しましょう。
子供にとって、小さい頃に親に怒鳴られる記憶は、大きくなっても心に残ってしまうものです。親のその場その場の感情が、子供の心を傷つけてしまうことがあるということを、心に留めておきましょう。
生意気な子供への対処法
子供が生意気な態度をとってきたら、まず子供の気持ちに寄り添ってあげる必要があります。子供がなぜそんな態度をとったのか、何がどんな風に嫌だったのか、気持ちに寄り添ってあげるようにしましょう。
子供は時に意味もなく生意気な態度を見せることもありますが、その中には意味が込められているものもあります。子供がもしかしたら何かを伝えようとしているかもしれないので、その奥にある気持ちをしっかりと引き出してあげるようにしましょう。
子供が生意気な態度をとってきたら、それが人を傷つける可能性があるということを、本人に伝えてあげましょう。子供にそんな態度を取られて、ママはこう思ったよ、と素直に伝えてあげることで、子供の心に響くはずです。
子供にも難しい時期というのはありますが、親の素直な気持ちを聞くと、悪い事をしてしまったんだと感じるようになります。
生意気なことをしつけなくてはいけないと、感情をあらわにして話すのは逆効果なので、まずは自分の感じた感情を離して、それがどうしていけないことなのか、しっかりと説明してあげましょう。
生意気な子供に対して、更に逆上するような態度をとったり、しつけとして叱りつけたりするよりも、感情に語り掛けるような対応をすることが、子供にとって心に響くはずです。
生意気な子供にはしっかりと対応を
生意気な子供についてご紹介しました。子供はどうしても周りで覚えたことをやりたくなってしまうものです。
子供が善し悪しの判断をつけることができるまでは、そのたびにやってはいけないことを教えてあげるようにしましょう。