両親が働いているような家庭では、なかなか家族全員で食卓を囲む機会がないという人も多いのではないでしょうか?
帰りが遅い夫の帰宅を待ってから食事をした方が良いのか、家族で食事を取るメリットについて紹介していきます。
家族で食事を取ることが幸福感につながる
家族全員で食事を取ることは、家族の仲の良さや幸福感に影響しているといわれています。子供が大きくなっていくにつれて、一緒に話す機会というのは段々と減っていきます。そうすると、どうしても家族との間に距離感が生じてしまうことになります。
一緒に楽しい時間を過ごすことは家族円満の秘訣になります。だからこそ、家族全員で食事を取るということはとても重要になってきます。
子供にとって食事の時間は家族の温かさを感じることができる時間でもあります。夫婦の仲が良いのか悪いのかも、子供の目にはしっかりと映ります。できるだけ小さい頃から子供と一緒に食事を取ることで、子供が感じる幸福感を高めることができます。
家族での食事で毎日の報告をする
家族そろって食事をするということは、毎日のコミュニケーションに繋がります。子供が学校生活を送るようになると、特に子供の毎日はあわただしくなります。その中で良い事も悪い事も経験していくようになります。
子供がまっすぐ育っていくためのコミュニケーションの場として食事を家族で取る時間は重要になってくるのです。
今日何があってどんな気持ちになったのか、子供の心に寄り添いながら話すことができる時間があることで、子供は安心して成長することができます。
毎日食事でしっかりとコミュニケーションをとっているかどうかで、子供の育ち方にも違いが出てきます。間違っていることや当たっていること、悩んでいることへのアドバイスも食事の時間から始まります。
子供がまっすぐ育っていくために、家族全員での食事を取ることはとても重要なのです。
食事の時間はしつけの時間
家族全員で取る食事の時間は、食事に関するしつけの時間にもなります。食事のマナーを教えるのはとても大切です。学校でいくら教えられたとしても、家での習慣がなっていないと覚えることはできません。
家族全員で食卓を囲む時間は、そういった食事のマナーを教える場としてもとても重要になります。
食事のマナーを身につけることで大切な事は、お手本を見せるということです。母親がしっかりとできていても、父親ができていないのであれば子供は正しく覚えてくれないことになります。
両親揃って食事のマナーをしっかりと守っている様子を見ることで、子供はマナーを覚えようとします。習慣化させるためには、家族全員で食卓を囲んだ方が効果的なのです。
子供が大きくなってきたら?
子供が大きくなってくると、段々食事を一緒に取る機会が少なくなってしまいます。そういった時は、週に1度でも良いので家族全員で食卓を囲む時間を作りましょう。週末は必ず家族で食事を取って、1週間の報告をする場にしても良いでしょう。
なかなか夜に時間が合わないのであれば、余裕を持った朝食の時間を作りましょう。家族全員で食卓を囲んで、談笑する時間は必ず週に1度は作った方が良いです。
子供が大きくなっても、家族と一緒に話す時間を楽しいと感じることができるような環境づくりを小さい頃から行っていきましょう。
家族全員での食事は教育上必要
家族全員で食事を取ることのメリットについて紹介してきました。家族そろって食事を取ることは、子供の教育上とても重要な事です。
できるだけ家族そろって食卓を囲む時間を作るようにしましょう。