一昔前はママ友という言葉にあまり馴染みがなかったですが、近年メディアなどの影響でママ友という言葉とマイナスなイメージが一人歩きをしてしまっているような気がします。
もちろん人と人と関係なので相性などはあると思いますが、子育ての大変な最中を一緒に駆け抜けた戦友のようなものでもありますよね。
大人になってから友達を作るのは難しい?
学生時代は年齢や育った環境が近いもの同士が周りに集まる事が多いのと、学校などで毎日顔を合わせ同じ時間を共有する時間も長いので、自然と深い仲の友達ができていきますよね。
ですが大人になって自分の家庭を持ってしまうと学校に行くのが仕事だった若い頃とは違い、友達と過ごせる時間は激変します。
誰かと出会うのも仕事や子どもの関係になってくるので、自分の素をだしての付き合いは難しいですよね。特に子どもつながりで知り合った友達は話題の中心が子どもの事になることが多いので、自分の話はあまりする事がないです。
園や学校で毎日顔を合わせているのに、連絡先も下の名前も知らないなんて事もしばしば。
子ども繋がりのママ友は自分の友達では無い?
もちろんママ友から自分の友達として生涯付きあっていける友達に発展する事もあると思います。ですが毎日顔を合わせていた相手でも子ども同士の環境が変わるとあっけなく疎遠になってしまったなんて事は多々あります。
筆者もママ友のドライな関係に慣れるまでは度々淋しさを感じていました。昔からの友達と同じように付き合える友達なんてこの年になって作れるわけないんだ…と、自分からママ友と一定の距離を置いて付き合うように意識していた時期もありました。
たまに昔からの友と話をすると普段自分がどれだけ気を使ってママ友と話をしているかを実感して余計に嫌になってしまったりした事も。
ママ友も捨てたものじゃないと思えた
子どもが成長するにつれて自然と知り合いが増えてくると思います。産院が一緒だったママ、子育てセンターで知り合ったママ、幼稚園が一緒のママ、習い事繋がりのママ。最初は子ども繋がりの知り合いでも、段々と気の合う友達も増えてくると思います。
筆者の場合は核家族で近くに手をかりれる身内がいない事もあり、同じ境遇のママと仲良くなる事が多かったです。遠くの身内より近くのママ友。何かあった時に助け合える友達ができてくると、それまでのワンマン育児とは打って変わってとても心強い味方ができたような気分になりました。
実際困ったときに沢山助けてもらっているので、ママ友ってマイナスなイメージがあるけどそんな事ないんだと思わせてくれたのはママ友達でした。
ママ友と上手に付き合うコツ
ママ友も人と人との付き合いなので、普通の人間関係と変わりません。自分が言われて嫌な事は言わない。人の話をきちんと聞く。特にママ友付き合いで大切なのは、自慢話をしない事と悪口を言わない事だと思います。
どちらも話していていい気分がしないのはママ友の関係でも同じ。悪口でつながっているママ友の関係はトラブルになりやすいですし関係自体も壊れやすいと聞きます。
そしていつもニコニコしていて目を見て挨拶をしてくれるママは好印象ですし、マイナス発言よりもプラスの発言が多いママの周りには自然と人が集まります。ママ友付き合いもそうではない人間関係も同じです。ママ友だからと身構える必要はないですよ。
ママ友は怖くない
最初はママ友にマイナスイメージしかなかった筆者ですが、今はママ友なしでの子育ては考えられないくらい自分にとって必要な存在となっています。
子育てという土壌に一緒の時期に立っているママ達と協力しながら子育てができたら嬉しいですよね。この記事を読んでいる皆さんにも素敵なママ友との出会いがありますように☆