子供がいうことを聞かない、いたずらばかりする、口答えをする。そんな子育てあるあるにイライラした毎日を送っている方、最近子供を抱きしめてあげていますか?
子供がなかなかいうことを聞かない、わがままばかりいう、反抗ばかりするというのは、もしかしたら愛情不足が原因かもしれません。
もちろん子供を愛している親がほとんどでしょうが、その愛情が子供に上手に伝わっていないことで、何とか親に注目してもらいたい、かまってもらいたいという気持ちから聞き分けのない行動を繰り返しているのかもしれません。
そんな方に実行して頂きたいのが抱きしめるという愛情表現です。今回は抱きしめることで得られる効果をご紹介しましょう。
安心感を与えられる
子供にとって母親のぬくもりや、匂いを感じることは安心感につながります。何か不安に思っている時や、寂しいと感じるときに抱っこをせがんでくるのはそうした温もりや母親の匂いをより近くで感じて安心したいという心理からくる行動なのです。
子供に安心感を与えるということは、言い換えれば親の愛を一身に受けられるということです。そこで考えてほしいのは、子供がわがままを言ったり、いうことを聞かないのは、親の愛情を確かめたい、親に愛されているのか不安だという感情からきているかもしれないということです。
普段の生活の中では、いちいち子供に愛しいてる、大切だよ、大好きだよと言葉で伝えませんし、仮に毎日言葉で伝えていたとしても、言葉だけでは本当に愛してくれているのか子供にとっては不安になってしまうのです。
そこで普段から子供にせがまれなくてもしっかりと抱きしめることで安心感を与えて愛を伝えることができるのです。子供がいうことを聞かないと悩んでいるママは、意識をして普段から子供を抱きしめて安心感を与えてあげるようにしてはいかがでしょう。
落ち着かせることができる
子育てをしている中で困ってしまうのが、子供の癇癪ではないでしょうか?どんな子供でも自分の思い通りにいかないことや、考えや希望が通らなかったとき、癇癪を起して泣き叫ぶといった場面に遭遇することがあるのではないでしょうか?そんな子供を落ち着かせる場合に試してほしいのがとにかく強く抱きしめることです。
自分の思い通りにいかずに泣いていた子供でも、泣いているうちになんで泣いているのかわからなくなって、どれだけ慰められても、どれだけ強く言われても、あふれ出した感情をどうすればいいかわからずに、不安な気持ちから激しく泣き叫んでしまうのです。
そんな激しく泣いている時に、ママがギュッと抱きしめてくれることで不安な気持ちがなくなり落ち着きを取り戻すことができます。子供が泣いてどうやっても泣き止まないという場合は是非強く抱きしめてみてください。
親も冷静になれる
子供がわがままを言ったり、空き叫んでいたりする状況は子供にとっても不安でしょうが、親としてもイライラしてしまいますし、外出先でそのような行動をとられた場合どうすればいいのかわからずパニックになってしまうママもいらっしゃるのではないでしょうか?
そのような場合、子供を落ち着かせる前にまずはママが落ち着いて対応をする必要があります。そうでないと、子供にイライラした感情をぶつけてしまってさらに子供をパニックに陥らせてしまうという悪循環に陥ってしまうのです。
そんな事態を防ぐためにも、何も考えずとりあえず子供を抱きしめて深呼吸をしてみましょう。その子供のぬくもりを感じることできっと落ち着きを取り戻せるはずです。
まずはしっかりと深呼吸をして落ち着く、それからどのような対応をするか考えるようにしてはいかがでしょうか?
子供を抱きしめて親子の絆を深めよう
愛情に飢えている子供が多すぎる。そんな言葉を耳にする機会も増えている現代では、子供に対してうまく愛情を伝えることができない親が多いという証拠でもあります。
言葉で伝えられない、態度で伝えられない。そんな悩みを抱えているママも多いでしょうが、上手な言葉や態度を示さなくてもただ抱きしめてあげるだけで子供には愛情が伝わります。
忙しい日常を送っているでしょうが、時々は少し立ち止まって子供を強く抱きしめてあげてはいかがでしょうか?