泣きたい時は泣こう!子育てママが泣くと得られるメリット

子育てがうまくいかなかったり、子供のことで夫と衝突したり、子供の心無い言葉だったりと、子育てをしている時は泣きたくなるようなことがたくさんあります。

でも子供にとって強い存在でいないといけないママにとって、子供の前で泣くのは気が引けますよね。実際にどんなことがあっても絶対に泣かないで我慢をするママも多いはずです。

しかし、どうしてもイライラしてしまったり、悲しくなったりしたとき思い切って泣いてしまうのもいい効果があるのです。今回は泣くと得られるメリットをご紹介しましょう!

イライラやストレスを発散できる

子育てをしているとどうしても、子供に対してストレスがたまってしまいます。

そのストレスの原因であるイライラをどう発散すればいいのか、それがわからずにため込んでしまうと体調を崩す原因になったり、子供につらくあたってしまったり、手をあげてしまうという事態を引き起こしてしまい、余計にストレスをため込んでしまうのと同時に自己嫌悪に陥る原因となるのです。

そんなイライラを発散させる方法としておすすめしたいのが、「思いっきり泣く」ことです。人間は涙を流すことでストレスを発散させる効果を得られるだけではなく自分の感情を表に出しやすくなります。

もし声を荒げて子供を怒鳴りつけてしまいそうになったり、手をあげてしまいそうになったら、我慢をせずに思いっきり泣いてストレスを発散してみてはいかがでしょうか?

子供の行動や言動に罪悪感を持たせる

ある程度の年齢になってきた子供は、社会性を身につける必要があります。そんな教育の一環として子供に泣くところを見せるのはとても有効だと話す専門家も一部います。

子供の発言や言葉に傷ついたことを、泣く姿を見せることで「親を泣かせるようなひどいことをした」という罪悪感を抱かせ、本当にしてはいけないことと教えることができるというのです。

しかし「親を泣かせた」という罪悪感は一歩間違えれば子供にトラウマを植え付ける結果になるかもしれません。そのため、子供のいけない言葉や行動に対して何でも涙を流せばいいというものではありません。

何度言っても聞かない、決して言ってはいけないような言葉を言われた、本当に傷ついたという時に泣いてしっかりと教えてあげるようにすると、子供の心に響く教育をすることができます。

あまり多用はせず、ここぞという時や子供自身に被害が及ぶような言動や行動を直したいときのみ使うようにしましょう。

子供と本音で話せる

子供と生活をしているなかで、子供と本気の喧嘩を行う場面も出てくると思います。意見の違いや考え方の違い、子供には子供なりの主張がありますので、泣きながら必死に訴えてくるでしょう。

しかし、その主張がどう考えても間違っている、その考えを変えないと確実に間違った人生を歩んでしまうと感じた場合、親としては何とか修正させたいと感じますよね。そんなとき、頭ごなしに言っても聞かずに泣きそうになることもあるでしょう。

その場合はグッと涙を我慢せずに一緒に泣いてしまってはいかがでしょう?泣きながら本音を話せば子供にもその思いがきっと伝わるはずです。

どうしても本音で伝えたい、何に変えてもその考えや行動を改めてほしいと思ったときは、ぜひ泣いてでも本音と本音でぶつかってみましょう。

泣くことで得られるものは意外と多い

泣くことで得られる効果はたくさんありますが、場合によっては子供に不必要な罪悪感を与えてトラウマを植え付けてしまうかもしれないデメリットも存在します。

しかし、どうしても伝えたいことや教えたいことがあるなら泣いてでも伝えるのは大切です。泣きたいときは思い切って泣くのも子育てでは必要な場合もあります。ぜひ今後の参考にしてくださいね。