やんちゃなお子様やいたずらっこなお子様、そんな子供に毎日毎日怒鳴っているというママもいらっしゃるでしょうが、最近叱っても子供が言うことを聞かない、いうことを聞いたとしてもへらへらと笑ってあまり反省した態度じゃない。
そんな子供にどのように叱ればいいのか悩んでいるママも多いのではないでしょうか?今回はそんな叱りすぎていうことを聞かなくなった子供への対処法と上手な叱り方のコツをご紹介します。
いつもと違う叱り方をする
毎日毎日叱っていると叱り方がワンパターンになってしまいませんか?子供にとってもはじめのうちは叱られたことに反省したり、反応したりしていたでしょうが、あまりにも毎日同じ叱られ方をされ続けると母親の叱る声がBGMのように感じてしまい、何も気にしなくなってしまうのです。
そんな叱られることに慣れてしまい、まるで内容が心に響いていない子供に対しての有効な叱り方はいつもと全く違う叱り方をすることです。
いつも大声で叱り飛ばしているママならば、静かに怒りをあらわにして叱る。いつも声を荒げずに叱っているなら、ここぞという時は大声で叱る。その緩急のつけ方が子供に本当にダメなことを教えるために有効な叱り方だといえるのです。
何がダメなのか説明する
叱り慣れているママにありがちなのが「こら!」「またそんなことして!」「なんでそんなことするの!」という叱り方です。
その叱り方の何がダメなのか不思議に思った方もいらっしゃるかもしれませんが、上記のような叱り方ではなぜそのようなことをしてはいけないのか?なぜ叱られているのかわからないということが問題なのです。
大人からすれば「ダメなことを説明しなくてもわかるでしょう?」と思ってしまうでしょうが、言葉を流暢に喋れるようになっても、自分の意思をはっきり持つようになっても子供は子供です。
なぜそれがダメなのか、なぜ今こんなに怒られているのか、それを理解しない限り、子供は何度でも同じ間違いを繰り返しますし、なぜダメなのかわからないと本当の意味で反省することはありません。すこし面倒に感じてしまうかもしれませんが、子供にもしっかりとわかる叱り方を心掛けるのが大切です。
「○○したらお友達がイヤな思いをするからダメ」「○○をしたら怪我をするかもしれないからダメ」「○○したら危ないからダメ」と、なぜダメなのか?何が問題なのかできるだけ詳しく教えながら叱るようにしましょうね。
真剣に叱っていない
あまりにも毎日叱っていると怒っているママも叱ることに慣れてしまい、本気で叱らなくなってしまうなんてこと心当たりはありませんか?
毎日毎日同じイタズラを繰り返す子供や、毎日何かをやらかす子供に対して感覚がマヒしてしまい「またやってるよ」と少々うんざりしながら「もう~いいかげんにしなさいよ~」と、テキトーに叱っているのではないでしょうか?
そのような母親に叱り方に特に恐怖を覚えることもなく、反省をすることもなく言うことを聞かなくなる。そんな悪循環な事態は冷静に考えればすぐにわかりますよね。
しかし、いつも本気で怒っていては、ママも疲れてしまいますよね?そんなときは、本当にダメなことだけしかる、同じイタズラを数回繰り返したら本気で叱ると、自分の中でリミットを決めてみましょう。
そうすることで、子供も本気で叱られていることに気付き反省してくれるはずです。ぜひ試してみましょう。
叱られることに慣れてしまった子供には緩急をつけて叱る
叱られるようなことをする子供にうんざりするでしょうが、子供にとって叱られるようなことをするのも成長するうえでは大切なことです。
そんな子供に対して、してはいけないことをいかに教えるかが重要になります。本当にしてはいけないことをしたときに、子供がしっかりと反省してくれる叱り方を知っておくようにしましょう。