子供が友達から嫌な事をされたと相談してきたら、母親としてどう対応していいのか悩んでしまうことはありませんか?
相手の友達を責めたり、自分の子供を責めたり、笑って流したりと様々です。実際に子供が友達に嫌な事をされた時、母親としてどう対応するのが正解なのかについてまとめてみました。
子供はトラブルがとても多い!
子供同士のトラブルって以外に多いということは知っていますか?特に保育園や幼稚園に入学する頃には、子供同士の喧嘩やトラブルがとても増えてきます。そして、この頃になると、体格差もだんだんと出てくる頃です。
そのため、子供達の関係性にも上下関係というものができてくる時期です。深刻に悩むほどの問題にはなりませんが、そのせいで傷ついてしまうことも中にはあります。
子供が友達に嫌なことがされたと相談してきた時は、相手の子供を責めたり、自分の子供が悪かったと頭ごなしに決めつけてしたりすることは、教育上あまりよくないので避けた方が良いでしょう。
子供が母親に友達のことを話すということは、自分の気持ちをわかって欲しいと思っているからです。だからこそ、親の意見を突き通すことはやめた方が良いでしょう。
友達に嫌な事をされたらまずは話を聞く
友達に嫌な事をされたと言われたら、まずは何をされたのかということについて、話を聞いてあげましょう。
子供にとってSOSの可能性があるので、友達に嫌な事をされたということだけを伝えてきた場合でも、詳しく話を聞いてあげるようにしましょう。
まずは、事実を確認するというところから始めていきます。この段階では、自分の感情は入れずに、どんなことがあったのかということだけを聞いていきましょう。
大切なのは子供の話を最後まで全部聞くということです。途中で話をさえぎって本当に伝えたいことを伝えられなくなってしまわないように配慮しましょう。
友達に嫌な事をされたら共感する
友達に嫌な事をされた理由がわかったら、子供の気持ちに共感してあげましょう。子供は、親に自分の気持ちをわかって欲しい、辛い気持ちを伝えたいという気持ちから話してきています。
だからこそ、子供の考えを自分がしっかりと受け入れてあげる体制を作っていきましょう。ここで重要なのは、相手の子供を責める共感は好ましくありません。
この時の同調は「○○されて嫌だったんだね。」「○○だったから辛かったんだね。」というように、子供の気持ちに対して共感するということが大切です。相手の友達を責めてしまうと、その子を嫌いに思う気持ちが強くなってしまいます。
友達に嫌な事をされたら相手の気持ちを考える
友達に嫌な事をされたら、まずは子供の心のケアをすることが大切です。子供に共感してあげたら、ここからは解決策を考えていきます。なぜ友達は自分にそういうことをしたのか、について一緒に考えていきましょう。
もしかしたら、自分の子供が相手の子供を怒らせてしまった場合もあります。そういう時は謝らなくてはいけないという結論に至るまで一緒に考えていきましょう。
誰にでも嫌な事をするような友達の場合は、友情表現が苦手な友達だと言ってあげると良いでしょう。そういう人とは無理に付き合う必要はない、嫌なときは嫌だといった方がいい、など解決策も一緒に考えてあげましょう。
子供と友達の関係は大切に
子供が友達に嫌な事をされた場合の対処法について紹介してきました。まずは子供の意見を聞いて子供の気持ちを汲み取って、ケアしてあげましょう。
これを1番最初にするということが大切です。子供同士の友情はなるべく壊さないように、子供にアドバイスができるような親に慣れると良いですね。