授乳中のお母さんが食事で気を付けるポイント!

赤ちゃんにとって「母乳」は大切な栄養源です。母乳は消化に良い食べ物として赤ちゃんの成長を促す大切な役目を担っています。また、授乳は赤ちゃんとの大切なコミュニケーションの場としても重要視されています。

お母さんの食べた物が赤ちゃんに行ってしまうため、授乳中のお母さんは食べてはいけないものがあるのをご存知でしょうか?お母さんが食べてはいけないものや食べるのをおすすめする食材をご紹介します♪

NGな飲み物「アルコール」

授乳中のお母さんは「アルコール類」は飲まないようにしましょう。アルコールを接種してしまうと、母乳の分泌量が少なくなる他、母乳内にもアルコールが回ってしまいます。

そしてお母さんの血液内のアルコール濃度と同じ濃度のアルコールが赤ちゃんに渡ってしまうので赤ちゃんはぐったりしたり、身体に影響が出てしまうかもしれません。

酷い場合には赤ちゃんが「急性アルコール中毒」になってしまいます。もしもアルコールを接種してしまった場合は、完全にアルコールが抜けるまで授乳は控えてください。

脂っこい物、臭いのきつい物

授乳中はなるべく「脂っこくて臭いのきつい物」は避けましょう。脂っこい物(ファストフードや菓子パンなど)はお母さんの血液をドロドロにしてしまい母乳に影響が出てしまいます。

赤ちゃんも調子の悪い母乳をたくさん飲みたいとは思いません。また臭いのきつい物も同様に母乳に臭いがついてしまい、赤ちゃんが飲む時に嫌がってしまう可能性があります。

ニンニクなどの臭いのきつい食べ物は出来るだけ控えた方が、赤ちゃんが飲みやすい母乳を作ることができます。

カフェインの入った物

アルコールのように移行率は高くありませんが、カフェインを摂取したお母さんから授乳をした赤ちゃんが寝つきが悪くなったりぐずったりしてしまう可能性があります。

朝のコーヒーや紅茶を大量に飲むという方は授乳中は出来るだけ別の物に置き換えてみましょう。ですが授乳中は普段よりも、水分を必要とします。

水分を小まめに取り、食事にも暖かい野菜スープを取り入れると赤ちゃんが飲みやすい母乳を出すことが出来ます。

食べるのをおすすめしない食材!番外編「お餅」

お餅もまた、母乳を出しにくくすると言われています。粘り気のある赤飯やもち米を使った料理を食べると血糖値が上がり、母乳はまるでマヨネーズ状態になってしまいます。

粘り気のある母乳は乳腺を詰まらせてしまい、最悪の場合「乳口炎」を引き起こしかねません。しかし中にはお餅を食べても平気な方もいます。

おっぱいが詰まりやすい方は出来るだけお餅を使った粘り気のある食材は控えるようにおすすめしています。

逆に食べるのをおすすめしている食材は?

良い母乳を作るためには、血液に良い食材を中心に取りましょう。もち米は粘り気があるので母乳を詰まらせやすいですが「白米」は母乳の質を高めてくれます。

また、ビタミンは果物からではなく温めた野菜からとるようにしましょう。果物からもビタミンは取れますが体を冷やしてしまったり、果糖が多い分他で調節しなければならなくなります。

他にも大豆や納豆、鳥のささ身や豚肉の赤身は授乳中のお母さんにとってとても良い効果を発揮してくれるので出来るだけ食べましょう。

良い母乳で赤ちゃんもすくすく成長!

母乳の出具合には個人差があります。母乳の出具合がおかしい時は先に医師に相談してみましょう。その際にお母さんの食事が原因の場合もありますので、自分が日頃から何を食べているかをメモしておくと、良いと思います。

赤ちゃんの健康の為にもまずはお母さんが健康体でいられるようにしましょう!