現代の子供たちと切っても切り離せないのがインターネットです。親世代が子供の頃にはまだなかったネット環境が当たり前にある現代っ子たち。触れさせないで過ごすということは難しいインターネットと子供たちは、どのように関わっていけばいいのでしょうか。
悪意を持った大人と通信してしまうことで、犯罪に巻き込まれてしまうこともあるインターネットなので、注意が必要ですが親が見守って、正しく使えるように導いていきましょう。
インターネットは現代社会で欠かせないものなので、子供にも上手な使い方を伝えていきましょう。
知らない人と通信させない
子供が使用するネットといえば携帯ゲームの通信機能やキッズ携帯のメール機能が主でしょう。そういったものを使う際には、知らない人と通信をさせないというルールを設けることが必要です。
ゲームの有益な情報をくれたり、アイテムをくれたり、親切な顔をして悪い人は近づいてきます。そういったものを見分けることは子供には難しいことなのです。ですので初めから知らない人と通信させないことを決めておくことが大切です。
子供を守るためにはきちんとルールを決めてネットを使わせることが必要です。ネット使用の前には一度きちんとルールを話合う機会を作りましょう。
親が見られるようにしておく
子供が健全にネットを使うためにも、子供のネットの履歴やメールなどは親が見られるようにしておきましょう。そしてそのことは子供にも伝えましょう。
子供とはいえメールを見ることはプライバシーの面からも躊躇されることですが、まだ分別のつかない親の庇護下にある子供に対しては、そのくらいしてもいいのです。
もちろん、見るのは何かあった時にとどめますが、親に見られるというストッパーがあれば子供もネットで変なことをしようとは思わなくなり、結果ネットといい付き合いができるようになります。親が監視していることで子供の抑止力となっていきましょう。
フィルタリング制限
子供が使うネットにつながる機器にはフィルタリング制限を設定しましょう。危険なことが起こりそうな機能を制限しておくことで、不要なトラブルに巻き込まれることを防ぐことができます。
子供にはまだ十分な判断能力がありませんから、先回りしてトラブルを防ぐことは大切なことです。どのような制限を設けるのか、どうしてその制限が必要なのかということは、家族で話し合いながら設定すると子供も納得して使うことができるようになるのでオススメですよ。その家庭に合った制限を話し合って決めましょう。
時間を決めて
YouTubeを見ていると知らない間に何時間も経ってしまっていた。こんなことになってしまっていませんか?ネットをしていると次々と関連動画やオススメを出してくれるので、飽きるということがなくいつまでもネットに触れてしまうということがありますが、ネットに触れるのは時間を決めておくようにしましょう。
時間を決めたら、大人もその時間を守るということが重要です。大人がネットし放題なのに、子供にだけ時間を決めていては、その約束は守られるはずもありません。家族でネットに触れる時間を決めて、皆で守りましょう。
ネットは不可欠
インターネットは現代を生きる子供たちには欠かせないことです。親世代が子供の頃にはなかったものですから、どう付き合っていくのかは悩みどころですが、それぞれの家庭に合わせたルールを作り、上手く付き合っていきましょう。
犯罪に巻き込まれてしまうこともあるので、それを防ぐためにも知らない人と通信しない、親が見られるという環境を作っておくことは重要です。
触れさせないということはできないインターネットと子供のうちから、上手に付き合っていけるように親が導いてあげましょう。