妊娠中に定期的に受ける妊婦健診ですが、近頃では旦那さんが付き添っている姿を目にすることも多いのではないでしょうか。母になることを身をもって感じることが出来る女性とは異なり、男性は中々父親になるという自覚を持ちにくいもの。
お腹の子の成長をエコーを通じてお母さんと一緒に見守っていけるという点でも、旦那さんの付き添いはとても良いことだと思います。
しかし、旦那さんの付き添いが問題視されているのも事実です。今回はそんな産婦人科の旦那さんの付き添いについてお話します。
待合室の椅子に、、、
産婦人科には妊婦健診は勿論、妊婦健診以外で受診している患者さんが沢山いるので混み合っていることが多く、その為待ち時間が長くかかってしまうことも。
そんな中、受診する訳でもない旦那さんが待合室の椅子にドッシリと座って、他の妊婦さんや患者さんに席を譲らないというケースが問題視されています。
混み合っていないのであれば椅子に座って待っていても問題は無いのですが、その際に足を思いっきり広げて座っていたり、携帯電話をいじりながら待っていたりと、マナーの悪さが目立っていることがあります。女性ばかりの産婦人科では、ただでさえ男性の姿は目に留まりやすいので態度についても、より気をつける必要があります。
また、椅子に持ってきた荷物を置いて占領していたり、連れてきた子どもを放置していたりといった姿を目にするといった声も多く聞きます。
産婦人科=女性 というイメージを強く持っている女性だと、そもそも旦那さんの付き添い自体に嫌悪感を抱く人や疑問視する人もいるようです。
かと言って、産婦人科に付き添うこと自体は悪いことでは無いですし、付き添いたいという旦那さんの気持ちを尊重する為にも、マナーを守るよう奥さん側からも前もって声掛けしておくと良いかもしれません。
旦那さんの付き添いはいつから?
旦那さんの付き添いの時期は特にこの辺りから、というのも決まっておらず、初診から付き添う人もいれば、腹部エコーに切り替わる時期に付き添う人、中には一度も付き添わない人などまちまちです。
まずは付き添う前に一度、先生や受付に旦那さんや家族の付き添いは大丈夫か確認をしておくことをオススメします。
付き添う旦那さんが気をつけること
前述の通り、待合室の椅子や態度のマナーは勿論ですが、その他にも付き添いの旦那さんには気をつけておかなければいけないことがあります。まずはなるべく混雑時の付き添いは避けるようにすること。
また、混雑時しているようであれば、旦那さんのみ(お子さん連れの場合はお子さんも)車で待つように心がけましょう。暇だからといって携帯をいじっているのもマナー違反です。病院に置いてある本や雑誌、冊子などを見て過ごすようにしましょう。
待合室にいる時や妊婦健診が終わった後など、興奮のあまり大声で話し始める人もいますが、おしゃべりは家に帰ってからのお楽しみにし、診察が終わったらさっさと帰るようにしましょう。
産婦人科に来ている人は、皆が皆、幸せな気持ちで来ている訳ではありません。必要以上のおしゃべりや浮かれた態度はNGです。
付き添える時は付き添って!
妊娠初期は経膣エコーですが、赤ちゃんが成長すると腹部エコーに切り替わりますね。筆者の夫は妊婦健診の付き添いは一度もせずに終わったのですが、私自身腹部エコーに切り替わり、お腹の赤ちゃんを見た時の感動は忘れられません。あの感動を夫と一緒に味わいたかったなぁと思う時があります。
もし旦那さんが付き添いを迷っている場合は、迷うなんて勿体無い!付き添いをされることをオススメします。
周りの人達の迷惑にならないか、診察の邪魔にならないか、きちんとTPOをわきまえて付き添いするよう気をつければ問題ありません。付き添った先にはとても感動的な瞬間が待っているはずですです。