子供が産まれた時、まず気になるのは自分の住んでいる環境です。自分の家の周りでは、子供が産まれたことを挨拶した方が良いのでしょうか?
アパートやマンションなどの集合住宅に住んでいる場合は余計気になることですよね。赤ちゃんが産まれた後の近所の挨拶回りについてご紹介します。
挨拶回りをするメリット
子供が産まれたことを報告するあいさつ回りのメリットは、赤ちゃんがいる家庭だということを理解してもらうということです。赤ちゃんがいる環境かどうか、周りに知らせておくということは気持ち的にも楽になるはずです。
もしも子供が夜に泣き出してしまったり、うるさくしたりするようなことがあったとしても、先に知らせてもらっていれば、ある程度許してくれるはずです。
全く報告がないよりはあった方が、周りとしては良いと感じることがあります。今までご近所付き合いがなかったという場合でも、これを機に仲良くなれることもあります。
挨拶回りをする時のマナー
挨拶回りをする時のマナーとしては、相手の都合のよさそうな時間を見計らって挨拶に行くということです。家庭環境はそれぞれだと思いますが、食事の時間帯はなるべく避けた方が良いです。相手が必ず家にいる時間で、ご飯の時間をさけた忙しくない時間を見計らってうかがうようにしましょう。
挨拶に向かう時は、何か手土産を持っていくと良いでしょう。手土産は豪華である必要はありません。あまりに高価なものを貰ってしまうと、何かお返しをしなくてはいけないと、逆に気を遣わせてしまうからです。
値段としては1000円~2000円程度の価格のものでOKです。手紙を添えた方が良いのかという意見がありますが、わざわざつける必要はないと思います。口頭で「子供が産まれたので、これからご迷惑をおかけするかもしれませんが、よろしくお願いします」ということをしっかりと伝えれば、相手は理解してくれるはずです。
まだ赤ちゃんが小さいので、長居するような事にならないように、なるべく話を早く終わらせて帰ることができるように、形式的な挨拶をすればOKです。
人によっては挨拶を良く思わない場合も
赤ちゃんの挨拶回りは少し前ではした方が良いといわれていましたが、最近ではそれをあまりよく思ってくれない人も中にはいます。あまり話したことがない人が、突然自宅に訪問して来て、突然赤ちゃんを見せに来るのが迷惑に思う人もいます。
またお祝いを欲しがっているからわざわざ挨拶に来たのではないかと勘繰られてしまう事あるので、慎重に挨拶をしていく必要があります。
また子供がいない夫婦にとっては赤ちゃんができた報告というのは、とてもデリケートになります。ご近所づきあいというのはとても重要ですが、これがきっかけでご近所トラブルになるようなことは、できるだけ避けたいですよね。
だからこそ、相手に必ずしもあいさつした方がいいか、ということについては人や環境によって異なってきます。普段からある程度面識があって、話しておいた方がいいかな、という人には挨拶をした方が良いかもしれませんが、普段から全く接点がない人には、無理に挨拶に行く必要はありません。
相手の人柄や環境に応じて、柔軟に対応していきましょう。
近所への挨拶回りはコミュニケーションになる
赤ちゃんが産まれた時の挨拶回りについてご紹介しました。最近ではご近所付き合い自体が少なくなってきています。その中でもなるべくコミュニケーションは取っておいた方が後々良いことが多いです。
人柄を見極めながら、ご近所の人に挨拶に伺うと良いでしょう。