どれくらいの距離感がいい?学校の先生との付き合い方

幼稚園や保育園の先生は、子供のことを十分に考えて身近に相談に乗ってくれる人が多かったですが、学校に入学すると先生の立場はガラッと変わります。

初めて小学校に入学する時、担任の先生にはどこまで相談しても良いのか、迷いますよね。学校の先生との距離感の掴み方についてご紹介します。

幼稚園は一個人でも学校は集団行動

今まで幼稚園や保育園は、1人1人の個人を尊重した教育をしている所が多くありました。だからこそ、子供に何か気が付いたところがあれば、先生の方から伝えてくれるようなこともあります。

しかし、小学校となるとその距離感は一気に変わります。1人1人のことも観察はしていますが、クラス全体のことを考えて1人1人に接していることが多いです。

クラス全体の雰囲気の調和を図るために、先生たちは色々と試行錯誤することになります。幼稚園や保育園のように、学校での子供の様子を全部把握してくれるというわけではなく、集団行動の中でどうやってすごしていくか、ということを重要視しています。

学校の先生は基本的に平等

学校の先生との距離感は、どういう感じなのか最初は迷うことが多いと思います。幼稚園の先生とは違い、学校の先生は基本的に全員を平等に扱っています。1人1人親身になるというよりは、同じように接している人がとても多いです。

小学校になると、モンスターペアレントと呼ばれる毒親の存在が出てきます。そう言った人にひいきしないためにも、小学校の先生は平等を重視している人が多いです。

平等に接するということは良い事でもありますが、悪くなってしまう事もあります。自分の子供だけをひいきしない代わりに、味方をしてくれないという見方もできてしまいます。

子の距離感に関してはこれから先ずっと続いてくるので、小学校に入学してから慣れていく必要があります。

先生に相談したくなったら?

子供のことでどうしても相談したくなることってありますよね。1つ覚えておきたいのは、学校の先生は教育のプロであって、子育てのプロではないということです。子供との接し方の悩みなどについては、聞いてくれないのでそこは理解しておきましょう。

学校の先生に相談することといったら、人間関係や病気のことが主になってくると思います。そういった時は勇気をもって相談した方が良いですが、学校の先生はクラスの平穏を重視しているので、どこまで受け入れてもらえるかはわかりません。

そういった場合はあきらめずに担任だけでなく他の人にも相談してみると良いでしょう。学校だけを頼るとなると、難しくなる問題も出てきますので、学校の先生とはある程度の線引きをしながら付き合っていくように決めておいた方が良いでしょう。

頻度が多い相談は迷惑になる

いくら大きな悩み事があるからといって、先生に相談する頻度が1週間に3回など、時間がかかると迷惑が掛かってしまいます。

先生は子供達の授業以外にもたくさんの仕事を持っていて忙しいです。そんな忙しい仕事中に話をしていくので、先生の都合を考えた上で話し合いを進めていく必要があります。

最低でも1ヶ月に1回程度の相談にするか、電話などでの相談に切り替えるようにすると良いでしょう。

学校の先生との距離は幼稚園とは違う

学校の先生との付き合い方についてご紹介しました。幼稚園や保育園の先生は本当に新味になって子供のことを考えてくれるような人が多かったですが、小学校に入るとガラッと変わります。

それによって大きく変わってしまうこともあるかもしれませんが、ある程度の距離感を保ちながら付き合っていくようにしましょう。