子供に将来の夢について聞いた時に、やりたいことが見つからないと答えたら、親としては焦りますよね。子供の進路について親が悩むのは当たり前のことですが、夢が見つからないのは、将来的に不安を感じてしまいます。
子供に夢が見つからない原因と、その対策についてご紹介します。
子供に夢がないのはどこかで挫折したから
子供に夢がないというのは、親としては心配になってしまうものです。子供が夢を持てないということには、どういった意味が込められているのでしょうか?小さい頃の子供の夢って覚えていますか?
幼稚園生くらいの子供に将来の夢を聞くと、たいてい答えてくれるはずです。スポーツ選手やお医者さん、お花屋さん、ケーキ屋さん、幼稚園の先生などです。
しかしそれが成長するにつれて、なくなってしまいます。これはなぜなのでしょうか?子供の気持ちの変化というのも関係していますが、どこかで挫折した可能性があります。
親の知らないうちに、将来の夢をあきらめている可能性があります。それがいつどこでどのタイミングで起こったかについてはわかりませんが、少なくとも子供は将来の夢について考える時間を持っていたはずです。しかしそれをゼロにして考えるということには、理由があるはずです。
子供に夢を与えられなかったのかも…
子供が大きくなってから夢がないというのは、もしかしたら育っていく環境の中で、夢を見つけることができなかったのかもしれません。
それは実は親の責任でもあります。子供が飛行機に乗る機会がなければキャビンアテンダントになりたいという気持ちにはならないはずです。
フィギュアスケートを見る機会がなければ、スケートを始めようとは思わないはずです。美容室に言ったことがないと、美容師に憧れを抱かないはずです。
このように子供の夢の選択肢をたくさん与えてあげたいと思うのであれば、小さい頃から色々な経験をさせてあげなくてはいけなかったのです。子供にとってこれらの経験は、とっても貴重なものになります。
こうして小さい頃に夢が大体見つかっていたら、それに向かって努力する方法があったかもしれません。子供に夢がないというのは、親の責任でもあるということなのです。
子供が大きくなってから夢を見せるには?
子供が大きくなってから夢を見つけさせるには、どうすればいいのでしょうか?まずは読書を勧めることです。夢が見つからないと思っているということは、もしかしたら夢を見つけるのが面倒だと思っているかもしれないからです。
まずは、子供が夢を見つけるための手助けをしてあげるようにしましょう。そうすることで、子供は夢について真剣に考えてくれるはずです。本の中には様々な世界が広がっています。そこで興味があることを見つければ、夢を見つける第一歩に繋がっていくはずです。
まだまだ遅くはないので、子供を連れていろいろな経験をしに行っても良いでしょう。子供に興味があること、やりたいと思っていることがあれば、積極的に支援してあげるようにしましょう。
何か遠慮したり、自分では言い出せない何かがあるかもしれません。そういうところをくみ取って、子供が本当にやりたいことや欲しているものについて理解してあげるようにしましょう。
夢の手助けは親の仕事
夢がない子供についてご紹介してきました。子供によっては大きくなってもなかなか夢を見つけられないと悩んでいるような子供もいるようですが、それは親が原因になっていることもあります。
大きくなってからでもまだ遅くないので、子供の夢探しの手伝いをしてあげるようにしましょう。