「うちの旦那気に入らない事があると、すぐに手や足が出てくるんだよね。でも普段はすごーく優しい人なの知ってるから、私が気をつければいいんだ、、、。」一度結婚してしまったし、子供もいるし、我慢しようって思っているママもいるのではないでしょうか?
しかし、その悩み本当に放置して大丈夫ですか?一人で悩まないでください。今回は配偶者の暴力問題の解決策を紹介したいと思います。
人それぞれ暴力の感じ方は違う
同じような暴力でも人それぞれ受け止め方は違いますよね。同じ男性を夫としてAさんが妻の場合と、Bさんが妻の場合を比較してみましょう。
設定として、どちらも会社帰りで疲れているのに育児をしてほしいと奥さんから頼まれるシーンです。
【Aさんが妻の場合】 夫「ただいま、まじ今日疲れたわ〜」 Aママ「おかえりなさい!ごめんなさい、今ご飯作っているから●●ちゃんと遊んでくれない?」 夫「俺今疲れているって言ったよな!なんで分かんないんだよ!(蹴る!)」Aママ「ごめんなさい!もう言わないから許して」
続いて【Bさんが妻の場合】 夫「ただいま、まじ今日疲れたわ〜」 Bママ「おかえり〜!ごめんやけど、今ご飯作っているから●●ちゃんと遊んでくれへん?」 夫「俺今疲れているって言ったよな!なんで分かんないんだよ!(蹴る!)」Bママ「誰に向かって蹴りよんじゃボケ!お前一生飯食うな!!笑」
このように、同じ旦那さんであってもAママは気が弱く、Bママは気が強いので受け止め方や感じ方は全然違います。
Aさんが「身体的にも精神的にも苦痛を受けた!」と感じれば、暴力と言えます。しかしBさんは全然気にしていないとすれば、これは暴力ではありません。
強がる必要はない
人は捉え方が全然違います。誰もがBママのように気の強い鬼嫁になれるわけではありませんし、あなたらしくいることが大切だと思います。
あなたが嫌と感じるのであれば無理しないでください。しかし、Bママのように反発できる心を持つことは凄く大切だと個人的には思います。
相手が許すと暴力はエスカレートしやすい
いじめも同じですが、根本的に暴力を振るう人ってそれが悪いと感じていないと思います。許すと必ず同じ事を繰り返します。そしてどんどんエスカレートしていく傾向が強いです。
育児をしている方は良くわかると思いますが、子供は悪いと理解していないので同じ事を繰り返しますよね?では、ママは悪い事をしても注意しないのでしょうか?答えはきっとNOでしょう。
わかるまで伝える、これがママの責任だと思います。では、夫の場合はどうでしょうか?大好きな人、離れたくない人だからこそ我慢していませんか?それって幸せなんでしょか?
本当に我慢できないほど辛いとき
暴力には「身体的暴力」「精神的暴力」「社会的暴力」「経済的暴力」「性的暴力」「子供を巻き込む暴力」などがあります。自分が嫌と感じたら立派なDVになってしまいます。暴力を受けたら一人で悩まず相談するようにしましょう。
放置して悪化してからでは手遅れになることもあります。日本はDV被害者の自立支援もあり、警察、配偶者暴力相談支援センター、市町村DV相談窓口は連携されており「加害者がいないところに逃げたい」と思っているのであれば、一時保護もしてくれるようです。
※ただし、生命又は身体に重大な危害を受けるおそれが大きい場合のみになります。被害者への接近禁止、被害者の子又は親族等への接近禁止、電話等禁止の命令は6ヶ月で、退去命令は2ヶ月となっているようです。もし、加害者が命令に違反すれば100万円以下の罰金もしくは懲役1年になるようです。
このように相手を訴えることも簡単にできますが、やはり相手は大事な家族なのでなかなか訴えるのも抵抗があるのではないでしょうか。
自分が変わるのか、相手が変わるのか、話し合って解決出来る事も沢山あると思います。悩みは穴が大きくなる前に解決したほうが修復は簡単です。あなたにとって一番いい方向で解決できますように。