大変!3人目の妊娠中は不安でしんどい…。出産までのドキドキ待機時期

2人目や3人目の出産を控えている方、いきなり陣痛がきたらどうしようと毎日ドキドキしますよね。兄弟を実家に預けての里帰り出産、出産日を事前に決めての促進出産や帝王切開、上の子が一緒に宿泊できる産院を選ぶなど色々な選択肢があるかと思います。

そうやって何度もイメトレしても、やっぱり不安でドキドキな待機時期ですよね。3人の出産を経験した私も三者三様でしたのでご紹介します。

37週で破水した里帰り出産

1人目の出産は里帰り出産でした。実家が車で1時間ほどの場所にあるのですが、出産する産院で検診を受けたかったため、妊娠6ヶ月から出産予定の産院に通っていました。

実際に里帰りしたのは出産予定日の1ヶ月前。里帰り生活がスタートしたのもつかの間で、37週で高位破水し、破水からの細菌感染を恐れ促進剤を投与しての出産でした。

チョロっと出た感じの尿漏れか破水かわからないレベルのものでしたが、もしかしたらの心構えを持った状態で産院に行きました。主人は事前に仕事を調整し、親も準備万端でサポートしてくれました。1ヶ月前に里帰りしたのはぎりぎりセーフでしたが、安心して出産に臨めました。

予定日10日超過で里帰り出産

2人目の出産も里帰り出産でした。1人目が37週で破水したため、もしものことを考えて1ヶ月半前から里帰りをしたのですが、全く予兆なしで予定日を10日超過。

家族は準備ができ過ぎて、まだかまだかの毎日。妊婦は安静にと言われ、上の子のお世話を全て母に任せて、待てど待てどの毎日は本当に疲れました。こんなことなら、予定日まで忙しく自宅で家事育児をしている方が気がまぎれて良かったなぁなんて。

結局、予定日を10日超過しても出産の傾向がなかったため、促進剤投与とバルーンで子宮口を開いての出産でした。早く里帰りし過ぎるのもストレスありです。

子供も宿泊できる近所の産院で出産

3人目は電車で1駅、タクシーで20分ほどにある産院で出産しました。2人目の件で里帰りに凝りたことと、上の子が小学校に通っていたため自宅付近での出産を決めました。

子供も一緒に宿泊できる産院でしたが、一緒に宿泊できることより、産気づいた時にどういう流れで動くか、学校に行っている日中なら誰を頼ればいいか、夜中なら寝ている子供はどうしようと、シュミレーションを何度しても落ち着きません。

予定日当日、3人目にして初めて自然な陣痛がきたのですが、時刻は夜中の0時!

産院に電話すると3人目なら超速出産の可能性があるのですぐ来てくださいとのことで、子供に「ママは病院に行きます」と手紙を残し、子供は寝かせたまま主人と車で産院へ。着いたやいなや、すぐ分娩台行きで40分で出産。

子供が朝起きる前に主人が家に帰り、おはようと起きてきた子供に「実はさっき生まれたよ」とサプライズ報告したのでした。

里帰り出産と自宅付近の出産はどちらが良いか

初産の場合、里帰りできる環境であればやはり里帰り出産をお勧めします。旦那様が仕事で日中いない環境でも、不調を訴える相手がいることや、相談できる相手がいる安心感は何物にも代えがたい。

小さなご兄弟がいる場合も、身重な体で出来ることが限られますので里帰りをすることで兄弟の心をフォローできるメリットがあります。しかし、自分以外の出産への期待を2倍3倍と背負うことはとても辛いと思いました。

上の子がいる状態で、里帰り出産も経験した私の感想はズバリ!「出産してから里帰りするのが楽」です。出産を待つ心の不安やストレスはとても大きいですが、自宅付近でもしもの場合の搬送先や頼れる人がいるならば、出産までは自分で頑張った方が楽です。

出産した後に、里帰りをして栄養のある食事や兄弟のフォローを見守ってもらうことができれば最善だと考えます。

素敵な出産が迎えられますように

今からまさに出産を控えている妊婦の皆さん。いつ、どこで、どんなふうに、もしかしたら、なんて色んな不安がグルグル頭を回っていると思います。

でも、自分が思っている以上に母は強しです。どんな状況でも乗り越えられるはずです。どのような出産になるのか、未知な状況は歯がゆいですが、お母さんが思う気持ちと同じくらい赤ちゃんはお母さんに会えるのを楽しみにしています。

どんな出産でも忘れられない出産になるでしょう。どうか素敵な出産が迎えられることを祈っています。