育児について語る記事はママ目線の記事が多いですが、パパだって子供ができてから生活は一変します。親として子供の成長に寄り添う気持ちは充分にあっても、上手くいかないこともたくさんあるでしょう。
そんなパパの本音をインタビューしてみました。
パパが言われて辛いこと
日々家事育児をこなしているママとは違い、パパは不慣れな部分も多いです。ママがやることが当たり前だなんて思っていないのに、家事育児をすれば役立たずのような目で見られて辛い思いをした経験もあるようです。
パパがママに言われて辛いこととは…
- そんなこともわからないの!?
- もういいわと呆れられる
- 自由でいいね
- イクメンだと勘違いしてない?
他にも様々な思いがあると思いますが、うちのパパは、この4点が辛いそうです。特に、自由でいいねと言う皮肉ワードと、イクメンだと勘違いしてない?という、むくわれない言葉。
不慣れでママの期待に完璧に答えることはできなくても、協力的な気持ちまで否定されて鼻で笑われるようなことがあれば、もう一緒に頑張るぞという気になれないのが本音みたいです。
パパは自由なのか
朝から夜まで働いて、たまに飲み会や付き合いのゴルフ。帰ってきたら出されたご飯を食べて、少しの時間子供と触れ合って寝る。
ゴミ出しと休日の皿洗いはパパの担当で、休日には子供を公園に連れて行く間ママにゆっくりしてもらおうと家族サービス。しかし、ママには、飲み会やゴルフの事を指摘されて、会社でも耐え、家でも責められ、パパは本当に自由なんでしょうか。
ママからすると、ゴミ出しと皿洗いだけで家事をやっている気になってるのが気に入らない。家族サービスって何目線?手伝ってあげているという意識が間違っているという意見も。
しかし、パパになり代われますか?生涯家族を養う責任を背負えますか?辛くてもしんどくても体調がすぐれなくても毎日毎日何十年休まず会社に行けますか?子供との時間を犠牲にして仕事に打ち込むことはパパの希望でしょうか。
ママには子供といる時間が苦痛な時もあるかもしれないですが、パパだって、子供といる時間が少ないことが苦痛というケースもあります。自由かどうかなんて、自分以外が判断できるものではありません。
パパは家事育児の新入社員
パパは会社では上司や部下がいて、代理の効かない役目やポジションで人間関係や業務をこなしているでしょう。ママは評価されることが無い事がネックではありますが、視点を変えれば個人事業主。自分のペースで自分の業務をこなし、自分で評価すべく良し悪しを判断します。
前項で紹介しましたが、パパが家事や育児を行なった時に、そんなこともわからないの?そんなこともできないの?もういいわ!と言わないで下さい。俺ってイクメンだよねーえへへと自己満足しているパパを冷たい目で見ないで下さい。
パパは、新入社員という考え方はどうでしょうか。パパのプライドを傷つけないようにパパを教育してみましょう。もっと先のメリットに視野を広げて、呆れるのでなく教えてあげる、否定するのではなく伸ばしてあげるという考え方で、家事育児の共有に関して将来性を考えましょう。
もちろん、パパはパパでママにはできない尊敬すべき部分がありますから、人物否定することがないようにうまーく育てることができるかは、家事育児の先輩であるママの手にかかっています。
察しないパパも、気難しいパパも、お調子者のパパも、良い先輩に恵まれれば、○○家株式会社の即戦力になり得ますよ。ありがとうと言われれば、パパだってママにありがとうという気持ちになりますよ。
お互いお疲れ様!の声かけが大切
夫婦の関係性や性格は様々なので、参考になるかはわかりませんし、この記事を逆にパパが読むと、パパの本音といいつつなんてママ目線なんだと感じるかもしれません。
ただ、パパの気持ちも考えた上で客観視したとき、お互いが自分だけ大変だという思いをぶつけても良い効果はうまれないのは確かです。
相手の立場に立つことで、自分を楽にすることもありますよ。「お疲れ様」と「ありがとう」を挨拶代わりに声に出すことが大切です。