姑や実母に保育園はかわいそうと言われる…。そんなことありません!

小さいうちから保育園に預けることに対して「かわいそう」なんてことを言う人がいたり、保育園で育つと乱暴になるなんて話がまことしやかに語られていたり、保育園に預けることを決めるとこうした話は気にしないようにと思っても、耳に入ってきてしまい、気になってしまうものですよね。

本当に保育園に預けるということは子供にとってかわいそうなことなのでしょうか?そんなことはありません。

自分の決断に自信が持てるように、保育園が子供にとって素晴らしい場所なのだということをお教えします。自信を持って保育園に子供を預けてくださいね。

三才児神話

保育園に預けるのがかわいそうだという人の根拠となっているのは『三才児神話』でしょう。これは昔に言われていたことであり、子供が三才になるまでは母親が子育てに専念すべきで、そうしないと子供に悪影響があるという考えのことです。

このことは10年前にはとっくに否定されているのですが、昔から言われてきていることですので、年配の方にはまだこのことを信じている人が多く、三才よりも前に保育園に預けると聞くと「かわいそう」と口に出さずにはいられないということが起こるのです。

「かわいそう」という人に対しては、その人の育児情報は更新されていないのだと気にすることなくスルーしましょう。

自宅ではできない経験

保育園に預けることでできるのが、自宅ではできない経験です。自宅で小さな子供と過ごすとどうしてもマンネリになってしまい、子供も飽きてしまうことがありますが、保育園では自宅ではできないような遊びができます。

同年代の子供たちと飽きずに遊ぶことができ、子供にとってもいい経験となります。自宅ではなかなかしづらい、絵の具を使った遊びや泥んこ遊びなど、自宅でやるには敬遠しがちな遊びをさせてくれるのも保育園の特徴です。

小さな時にそういった遊びをすることは、子供の心を育みます。保育園での経験は子供にとって宝物になりますよ。

昼寝、給食

保育園では集団の中で生活することになり、決められた時間通りに行動することになります。それは自宅では難しいことです。

集団の中でみんなで一緒に給食を食べたり、みんなでお昼寝をしたりという集団の中で暮らすということで、子供の生活リズムは整えられます。

家では頑固で言うことを聞かないタイプの子供であっても、保育園だとすんなりと行動してくれるということは、よくあることです。保育園に通うことで、家庭と保育園両方の手が加わることになり、子育ての手助けとなってくれるのです。

おむつはずし

おむつはずしが知らぬ間にすすんでいたということは、保育園に通っていて一番助かったと言っても過言ではないのでしょうか。

おむつはずしを家庭だけでやろうと思うと、まず子供のやる気を引き出すことも難しいものです。しかし、保育園に通うと同年代のお友達がみんなおむつを外して、トイレでやっている様子が見られるので、自然とやる気になることができます。

お迎えの時に「今日はトイレでおしっこできました」なんて報告されてびっくりなんてこともあるくらい、トイレトレーニングはすんなりと進んでいきます。これは家庭では決して得られない効果です。

保育園は子供を成長させてくれる

いかがでしたか?保育園はかわいそうなんていうのが間違いだということがお分かりいただけたことかと思います。

子供を家庭で見ていても、保育園に預けていても、愛情に違いはありませんし、どちらが上でも下でもありません。保育園に預けることを決めたのなら、自信を持って子供を送り出しましょう。

保育園での経験は、家庭では得られないものですし、それはきっとママも子供も成長させてくれるものであるはずです。笑顔で子供を保育園に通わせましょう。