毎日父親と一緒にお風呂に入っていたというのに、突然お風呂どころか会話もしたくないと娘が言い出すことってありますよね。
父親にとっては可愛い娘から無視されるのはとてもショックです。そんな父親と娘のどちらも傷つけずにいい関係を保つためにはどうすればいいでしょうか?中立的な存在である母の役割について紹介していきます。
なぜ娘は思春期になると父親が嫌いになるの?
思春期になるまで父親とお風呂に入っていたのに、突然父親を嫌がるようになるのはなぜか気になりますよね。これは、遺伝子による正常な反応なのです。思春期に入った女性は、本能的に遺伝子が近い男性の匂いをかぎ分けて、それに対して不快に思うようにできています。
これは家庭内での危ない関係を避けるためにおこる本能的な現象なのです。父親からしたら、ショックで死かない出来事ですが、実は正常に成長しているという証拠でもあるのです。
この本能的な現象に加えて、思春期になると反抗期が始まってしまうこともあります。どうしても親に反抗しやすくなる時期であり、娘の場合はどうしてもお母さんに肩入れしてしまうので、お父さんを悪者だと思ってしまうケースが多いです。
女心がわからないせいで、余計なことを言って娘を怒らせてしまうことが原因となることもたくさんありますよ。
父娘を傷つけない対処法1.父のことを否定しない
実際に娘が父親のことが嫌いだと言い始めた時の対処法として、まず父親のことを否定しないということです。父親はきっと今まで可愛がってきた娘に嫌な態度を取られてショックを受けているはずです。
そして、娘の口からきっと父親の悪口が出てくるはずです。そうなったとしても、一緒に父親を否定してはいけません。そうしてしまうと、父親の居場所がなくなってしまいます。それはとてもかわいそうです。
娘がどんなに父親のことを悪くいったとしても、母親である自分だけは父の味方をする姿勢は保ち続けましょう。父は威厳のある存在だということは保ちながら、子供にも心のどこかで理解させるようにしましょう。
父娘を傷つけない対処法2.父の相談に乗ってあげる
娘が父親のことが嫌いだと言い始めた時の対処法の2つ目は、父の相談に乗ってあげるということです。父親は娘に嫌な態度を取られて落ち込んでいて、どう接したらいいのかわからなくなっているはずです。
だからこそ、父親の相談に乗ってあげましょう。男性はどうしても思春期の女の子の気持ちがわかりません。だからこそつい余計なことを言ってしまうことがあります。何を言ってはダメだったのか、女心というものを教えてあげましょう。
この時期は長期的に続く可能性がありますが、父親が本当に辛くなる前に母親である自分が娘と接するためのアドバイスを教えてあげると良いでしょう。
父娘を傷つけない対処法3.2人の懸け橋になってあげる
娘が父親のことが嫌いだと言い始めた時期の対処法の2つ目は、2人の懸け橋になってあげるということです。
無理に2人を仲良くさせたくなる気持ちもわかりますが、本能的なにおいをかぎ分けている娘にとって、苦痛に感じてしまうことがあります。
無理に仲良くさせるのでなく、これ以上関係が悪化しないように懸け橋になってあげましょう。2人で会話をさせてしまうと、また父親が傷ついてしまう可能性が高いです。
なるべく穏便に済ませるためには、自分が間に入ってやり取りを行うことが1番効率的機でしょう。
父も娘も傷つけずに子供を成長させよう
娘が父親を嫌いになった時の対処法について紹介してきました。どうしても娘の思春期というのは、男親にとって難しいものです。父親がこれ以上辛い思いをしないように支えるのは母親の役割でもあります。
2人の仲を悪化させないように間に入りながら、父親への感謝を理解するまで待った方が良いでしょう。