絶対に知っておくべき!離乳食の基本の作り方

ミルクや母乳だけ飲んでいた赤ちゃんも、5か月になる頃には離乳食を開始します。ちゃんと食べてくれるのかな?料理が苦手な私でも離乳食って作れるのかな?初めての離乳食は不安でいっぱいですね。

離乳食は、まず「食生活」に慣れてもらうということが一番の目的です。ママも頑張り過ぎずに、一緒に離乳食を進めていくことが大切です。

今回はそんな離乳食初心者のママへ、私が離乳食作りの基本として覚えた作り方を紹介していきたいと思います。

離乳食って大変そう

離乳食ときくと、どんなイメージがありますか?私はとにかく大変!というイメージしかありませんでした。赤ちゃんが食べられるくらいに細かくきったり、茹でてこしたり・・。大人の倍くらい工程があるような気がして、毎日それをするのかと思うと少しうんざりする気分です。

実際に離乳食ってどうやって作ればいいのか?子供が5か月になった頃から、離乳食の作り方について色々と調べるようになりました。

離乳食の基本の作り方

まずは基本を知らなければ!ということで、離乳食の作り方の基本から調べてみることにしました。「いちばんよくわかる育児」という本によると、離乳食作りには欠かせない基本の調理法というのがあります。

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裏ごし

細かい網の目になっている道具で食品をこし、なめらかにしたり、かすを取り除いたりします。柔らかく茹でたじゃがいも、にんじん、かぶ、かぼちゃなどが使われます。裏ごしをしたものに、お湯と出汁を加えれば、離乳食の1品になります。

すりつぶす

繊維のある食品など、口の中でモソモソとしやすい食品はすりつぶすことで食べやすくなります。すり鉢に食品を入れて、すり棒ですりまぜます。白身魚を調理する時に多く用いられる作り方です。

とろみをつける

繊維の多い食材などをのどごしよくするのが、とろみづけです。水溶き片栗粉を調理の中で入れるだけでOKです。片栗粉1:水2をあらかじめ混ぜておき、野菜などを煮立たせた鍋に入れます。他にも電子レンジで加熱して食材の上からかけても、あんかけ料理になり食べやすくなります。

これが離乳食の基本の作り方です。あとは食材を変えたり組み合わせて、毎日の献立を考える。初期の離乳食はこれで良いのです。

簡単そうだけど、実際は難しそう・・。本を見ているだけだといまいちわかりませんが、イメージはできてきました。

離乳食を作って食べさせ保存まで

本を見ながら早速離乳食作りを開始しました。

離乳食作りの用具を揃える

まずは作るにあたって、裏ごしをしたりすりつぶしたりする用具を揃えることにしました。頻繁に使うものなので、すぐに買い替えても良いようにと、まずは安い100円ショップに行って偵察。

ありました!全部揃います!100円ショップ!

  • 茶こしのように網目が細かく裏ごしができる物
  • すり鉢・すり棒
  • 片栗粉や離乳食を保存しておく容器
  • 離乳食の食器

ベビーコーナーやキッチンコーナーに行くと、すべて揃えることができます。全部揃えても1,000円もしません。これで一安心です。

離乳食作り

早速離乳食の基本の作り方に従って、作ってみました。まずは赤ちゃんの好きそうなもので作りやすそうな、じゃがいも、かぼちゃ、かぶ。この3つを茹でて小さく刻み、それから裏ごしをしました。

これじゃがいも1個でも、やはり時間がかかります。裏ごしが終わった時には手が痛くなってしまうほどでした・・。

それでも1回の食事でスプーン1~2杯ほどなので、じゃがいも1個を頑張って裏ごしすれば1週間はもちそうです。かぼちゃもかぶも同様に、裏ごしは大変で時間もかかりますが、1回やってしまえば1週間はお休みできそう!

すりつぶしや、とろみづけは簡単にすることができたので、やはり難関は裏ごし作業です。

食べさせる

作ったものを食べてくれるのか?早速、裏ごししたじゃがいもをあげてみました。・・が!食べません!ペロッと舐めてからは首を振り拒否です。作り方が悪いのかな・・と思い、続いてかぼちゃに挑戦。

ペロッ。・・ゴクン。あ、食べた!もう一度。ペロッ。・・ゴクン。食べました!かぼちゃは少し甘いので美味しかったのかな。

翌日はかぶに挑戦。これはまた拒否でした。しかし、今度はじゃがいもをゴクン。少しずつ慣れていくのですね。

1週間分裏ごしをした野菜は、100円ショップで購入した保存容器に入れて冷凍をし、食べる時に電子レンジで温めてだしていました。この保存があれば、なんとか離乳食作りを進めていけそうです。

離乳食作りも食べるのも慣れが大切

こうして始まった私の離乳食作り。最初は時間もかかり、裏ごしするとキッチンも汚れ、子供が泣くたびに呼び戻され・・と大変でした。でも一度に作ろうとせずに少し作って保存していけば、余裕をもって離乳食作りをすることができます。

また、食べる赤ちゃんも最初は何でも嫌がります。ただ、それは不味いからではなく、驚いているだけなんです。作るのも食べるのも慣れることが大切。焦らず少しずつやっていけばいいんですね。