「子どもが成長しこれまでのチャイルドシートが小さくなってきた。そろそろジュニアシートを検討する時期かも。」と考えているあなた、ジュニアシートがいつからいつまで必要かご存知ですか?
また、ジュニアニートとチャイルドシートの違いや切り替えの時期も気になりますよね。
この記事ではジュニアシートの基本的な内容や選び方のポイント、おすすめ商品を紹介します。
ジュニアシートはいつからいつまで必要?
ジュニアシートはいつからいつまで必要なのでしょうか?
ジュニアシートを使用する年齢の目安は、4歳から10歳くらいまでと警察では指導されています。体格的には身長135cm以下で、体重15kg以上です。
ジュニアシートは6歳未満は必須!
法令では道路交通法第71条の3第3項で、幼児には幼児用補助装置を装着させることと定められています。小学校就学前までの子どものことをいいますので、具体的には6歳未満です。
しかし、実際に警察ではジュニアシートの装着の目安は10歳くらいまでと指導されています。安全性を重視す
るヨーロッパ諸国では、12歳未満で身長150センチ以下の子どもに必要とする国があるため、現在日本でもさらに高年齢化、高身長化へ向けた法整備が進められています。
ジュニアシート、7歳以上はなくてもOK?
子どもの安全を考え、補助シートがなくてもシートベルトがしっかりしめられる体格になるまでは、ジュニアシートを使うことをおすすめします。
政府の発表によると、小学校4年生男子の平均身長は133.5cm、女子は133.4cmです。こどもによる体格差はあるものの、おおむね小学校4〜5年生頃までジュニアシートを使うと安心です。
目安は肩ベルトが首にかからならなくなり、腰ベルトがお腹の真ん中ではなく腰骨の位置でしまるくらいの体型です。
ジュニアシートとチャイルドシートはどう違う?切り替えはいつ?
ジュニアシートとチャイルドシートはどう違うのか、切り替えの時期は具体的にいつなのか、詳しく紹介します。
ジュニアシートとチャイルドシートの違いジュニア
シートは、お尻の下に敷き、座高を上げることで3点式シートベルトをそのまま使用するタイプの補助シートタイプと、チャイルドシートのように背もたれとヘッドレストが付いたタイプがあります。
対してチャイルドシートは、5点式ハーネスでホールドするもので、年齢の目安は1歳から4歳くらいまでとされています。体格的には体重9kgから18kg程度で、身長は100cm以下です。
身長や体重などひとつでも基準を上回ったらジュニアシートの切り替えを
現在使っているチャイルドシートの適用を確認して、身長と体重のどちらかひとつでも上回ったらジュニアシートへ切り替えることをおすすめします。
適用となる体格はメーカーや製品によっても異なりますので、不明な場合はチャイルドシートのメーカーへ問い合わせましょう。
ジュニアシートの選び方のポイントは?
ジュニアシートを選ぶポイントは次の3つです。
- 背もたれ・ヘッドレストの有無
- Eマークがあるか
- 子どもが気に入るか
順に詳しく説明します。
背もたれ・ヘッドレストの有無で決める
ジュニアシートにはお尻の下に敷いて使う底上げの役割だけのものと、チャイルドシートのように背もたれとヘッドレストがあるものの2つのタイプがあります。
日本ではジュニアシートといえばこれまでは底上げタイプが主流でしたが、最近では安全性を重視し背もたれとヘッドレスト付きのものも需要が伸びています。
価格も大きく異なるため、子どもの体格も見つつ選択しましょう。
Eマークがあるかどうかを確認する
Eマークとは安全基準を満たしたチャイルドシートに添付されるマークのことで、適合しているものにのみ付けられています。
国内の店舗で販売しているものの多くはEマークが付いていることが多い一方で、海外製やネットで購入できる製品には付いていない可能性があるので注意が必要です。
子どもが気に入ったジュニアシートにする
ジュニアシート選びは、子どもが喜んで乗ってくれることが一番です。いくつか選択肢を示して、子どもが気に入ってくれたものにするのもいいでしょう。
【2020年】おすすめのジュニアシート5選
2020年おすすめのジュニアシートを5つ紹介します。
背もたれ・ヘッドレスト付きのものや、軽量化されたもの、通気性重視のものなどそれぞれに特徴があるものばかりです。
成長に合わせて調整しやすい「タカタ チャイルドガード 312 アイフィクスジュニア」
背もたれとヘッドレストが付いたタイプで、対象年齢は3歳から12歳です。サイズがフレキシブルに調整できるため、ワンタッチで子どもの体にフィットさせることができます。
側面からの衝突を考慮したサイドガードがあるため、重量は6.6kgとかなり重めです。ワンタッチ折りたたみ機能付きなので、使わないときはコンパクトに収納できます。
- 商品名:Child Guard(チャイルドガード) 312アイフィックスジュニア
- Amazon:商品ページ
安いジュニアシートをお探しなら軽くてコスパの良い「ジュニアプラス メトロポリタンGR(グレコ)」
コスパ重視の方におすすめの、背もたれとヘッドレスト付きのジュニアシートです。
3.6kgと軽いので持ち運びが楽にできます。カップホルダーが左右に付いていて、使わないときは収納が可能です。
ヘッドレストが6段階、アームレストは2段階にサイズ調整でき、背もたれは取り外し可能で身長を底上げするブースターとしても使えるため、対象年齢は3歳から11歳頃までと子どもの成長に合わせて長く使うことができます。
- 商品名:GRACO(グレコ) ジュニアプラス メトロポリタンGR
- Amazon:商品ページ
ネーミングのとおり抜群の通気性「エールベベ サラットハイバックジュニア クワトロ(カーメイト)」
背もたれとヘッドレスト付きのジュニアシートです。背もたれは取り外し可能で対象年齢は3歳から11歳頃までです。
頭部・背面部・座面部に合わせて22個の通気口があり、大口径のヘッドレストとメッシュ生地と合わせて通気性があるのが特徴です。汗っかきの子どもでも快適に過ごせるよう設計されています。
- 商品名:カーメイト エールベベ サラットハイバックジュニア クワトロ
- Amazon:商品ページ
1~2歳から使えるコンビのおすすめ「チャイルド&ジュニアシート ジョイトリップ エッグショックGG(コンビ)」
チャイルドシートとジュニアシートの兼用タイプなので、1歳頃から11歳頃までと長く使用することができます。本体頭部には超・衝撃吸収素材のエッグショックが使われています。
5.3kgと軽量で省スペース設計のため、同乗者への圧迫感を最小限に抑えてくれます。
本体エアゲートとエアスルークッション、3Dメッシュ採用で通気性に優れ、熱い夏も安心です。シート部分が取り外せるため、丸洗いOKなのも嬉しいポイントです。
- 商品名:Combi (コンビ) チャイルド&ジュニアシート ジョイトリップ エッグショック S GG
- Amazon:商品ページ
あとちょっとのサポート!というときにはブースタータイプ「コンパクトジュニア はたらくのりもの(グレコ)」
子どもが成長してきてあと少し身長が足りない、というときにブースターしてくれるお尻に敷くタイプのジュニアシートです。ウォッシャブルシートなので水洗いができます。
左右にドリンクホルダーが付いており、座面にはパトカーや救急車、消防車などの働く乗り物が描かれていて、楽しいデザインになっています。ブルー、ブラック、レッド、ピンクの色展開です。
- 商品名:GRACO(グレコ) コンパクトジュニア はたらくのりもの
- Amazon:商品ページ
ニーズに合ったジュニアシートを選んで、安全で楽しいドライブを
この記事ではジュニアシートがいつからいつまで必要なのか、ジュニアニートとチャイルドシートの違いや切り替えの時期について紹介しました。
さらに、ジュニアシートの基本的な内容や選び方のポイント、おすすめ商品もお伝えしました。
この記事を読んで、子どもに最適のジュニアシートを選んでください。