子どもとのお出かけとなると、何かと荷物が多くなってしまうもの。そんなとき便利なのがマザーズバッグです。
マザーズバッグは容量が大きく、いろいろなものが入れられます。最近はおしゃれなマザーズバッグも続々と登場しているので、ぜひ利用してみましょう。
用途別の選び方やあると便利な付属品とともに、おすすめのマザーズバッグを6点紹介します。
代用できる?ふつうのバッグとマザーズバッグとの違いは?
「別にマザーズバッグを買わなくても、普通のバッグで代用できるんじゃないの?」と思っているママ・パパも多いかもしれません。でも、お子さんと一緒にお出かけするなら、マザーズバッグの方が使い勝手は良いですよ。
マザーズバッグの特徴を見ていきましょう。
マザーズバッグには「子どもとのお出かけ」に特化したうれしい工夫が!
普通のバッグで代用できそうなマザーズバッグですが、その隅々にママやパパにとってうれしい機能が搭載されているのが大きな特徴です。例えば、内側が防水加工になっていたり、母子手帳入れやオムツ入れが付いていたりします。
小さい子どもとお出かけすると、途中で着替える洋服を入れたり、取りかえるオムツを持ち歩いたりすることもありますよね。ポケットの多いマザーズバッグを使えば、子どもとのお出かけに欠かせない必要なものを、すっきり取り出しやすくまとめて持ち運べます。また、バッグによってはオムツシートがついていることもあります。
マザーズバッグは普通のバッグに比べて軽く作られているのも大きなポイント。
荷物が多くなりがちな子どもとのお出かけでも、マザーズバッグならバッグの重さを気にせずに楽しめます。
子どもの性格や月齢、外出時間によっても必要なグッズが異なる
マザーズバッグに入れるものは、子どもの性格や月齢などによって変わってきます。自分の子どもとの外出には何が必要なのか、何を持って行きたいのかをよく考えて選びましょう。
特に、オムツ交換や授乳の頻度、粉ミルクを持ち運ぶのかは、マザーズバッグ選びの重要なポイントです。マザーズバッグの容量を選ぶときは、どれくらいの時間お出かけするのかも参考にしましょう。
1~2時間程度のお出かけなら、小さめのマザーズバッグでも事足ります。半日以上お出かけするときは、大きめのマザーズバッグに必要なものを入れていくと安心です。
マザーズバッグの3タイプ
マザーズバッグは大きく3つのタイプに分けられます。それぞれのメリットとデメリットをお伝えしましょう。
トートバッグタイプ
トートバッグタイプのマザーズバッグは、荷物が出し入れしやすいというメリットがあります。口が大きく開くので、ブランケットなどもスムーズに取り出せるのが魅力です。
抱っこひもで赤ちゃんを抱っこしているママ・パパの場合、赤ちゃんを抱っこしたままでも使いやすいです。
一方で、手に持って使うと手がふさがってしまう、肩にかけると片方にだけ負担がかかってしまうというデメリットもあります。
リュックタイプ
リュックタイプのメリットは、なんといっても両手があくこと。お子さんと手をつないだりできるので、活発なお子さんの親御さんには特におすすめです。また、たくさんの荷物を入れても、肩への負担が他の肩かけタイプに比べて少ないという魅力もあります。
ただし、荷物を出し入れするときは一度下ろさなければならないという点はデメリット。深さがあるので、ものによってはバッグから必要なものを取り出しにくいこともあります。
ショルダータイプ(多機能タイプ)
斜めがけのショルダータイプは、荷物を肌身離さず持っていたいママ・パパにはぴったり。なかには、リュック・ショルダー・トートの3WAYで使えるバッグや、フックを使ってベビーカーにかけて使えるタイプなど、さまざまな使い方ができる商品もあります。
抱っこひもで赤ちゃんを抱っこしていると荷物が取り出しにくいのは、ショルダータイプのデメリット。
また、ベルトの素材や幅によっては、長時間肩にかけるのがつらいこともあります。
ショルダータイプを選ぶときは、容量やポケットの数はもちろん、ベルトの素材や柔らかさもチェックするようにしましょう。
マザーズバッグの選び方、おすすめポイントは?
マザーズバッグを選ぶときは、次の5つのポイントを意識しましょう。
肩からかけられる機能がある
肩にかけられるかどうかはとても重要です。トートタイプを選ぶときも、ショルダーベルトが付いているなど、肩にかけられる付属品が付いているかどうかチェックしましょう。
特に、歩いたり走ったりするのが好きな活発なお子さんの場合、お子さんと手をつなぎたいときに両手があいているとスムーズです。もちろん、ベビーカーを押すのもラクになるので、ぜひ肩からかけられる機能があるマザーズバッグを選びましょう。
シンプルなデザインのものを選ぶ
かわいいデザインのマザーズバッグが欲しい!と思っても、そこはシンプルなデザインのものを選びましょう。シンプルな方がいろいろな服に合わせやすく、パパも使いやすいです。
内ポケットが2つはあるものを選ぶ
マザーズバッグにはいろいろなものを入れるからこそ、ポケットの数にもこだわるのがベター。内ポケットが最低2つ以上あるものを選んでください。バッグ・イン・バッグなどでも代用できますが、大きなマザーズバッグの中ではバッグ・イン・バッグが迷子になってしまうことも珍しくありません。
マザーズバッグひとつでいろいろなアイテムをすっきり整理整頓できるタイプのものを選ぶと、余計な荷物が増えずに済みますよ。
防水性があるものを選ぶ
粉ミルクを作るためのお湯やお子さんの飲み物などを持ち運ぶことも多いので、防水機能があると安心です。しっかりふたを閉めたつもりでも、意外とバッグの中でこぼれてしまうことが多いもの。でも防水加工が施されていれば、少しぐらい濡れてもへっちゃらです。
外出先で濡れてしまったお子さんの服を入れることもできますよ。
マチがあるものを選ぶ
マザーズバッグは見た目が大きいものを選びがちですが、重要なのはマチです。マチがたっぷりあるバッグのほうが、荷物の出し入れもスムーズです。
縦に深さがあるバッグは一見たくさんのものが入りそうですが、深さがある分中が見づらく、荷物の出し入れに苦労します。マザーズバッグを選ぶときは、横型でマチがたっぷりあるものを選ぶのがおすすめです。
外出時間の長短やシチュエーションによって複数を使い分けよう!
実際にマザーズバッグを選ぶときは、これまで紹介したポイントをすべて満たしている必要はありません。大きめのもの、小さめのもの、公園用、タウン用などいくつか大きさやタイプの異なるマザーズバッグをそろえて、お出かけする時間やシチュエーションに合わせて選ぶのが肝心です。
お子さんの成長に合わせて、持って行く荷物の量や種類は変わるもの。
ママ・パパの性格なども踏まえて、使いやすいマザーズバッグを選んでください。
「トートバッグタイプ」のおすすめのマザーズバッグ
トートバッグタイプのおすすめマザーズバッグを2点紹介します。
口が大きく開くので、荷物が多くなりがちな長時間のお出かけなどにおすすめです。
カラーが豊富!夫婦で共有できるシンプルデザイン「ミディアムポケッツ(ルートート)」
ルートートの「ミディアムポケッツ」は、カラーバリエーションが豊富なトートバッグです。素材は撥水加工が施されたポリエステルなので軽く、外側に5つ、内側に3つのポケットが付いています。
外側のポケットの内2つは、折り畳み傘や水筒などを収納しやすい縦型ポケットなのもポイント。バッグの両側にはDカンが付いているので、別売りのショルダーストラップをつけて、ショルダータイプのマザーズバッグとしても使えます。
- 商品名:[ルートート] トートバッグ SN. ミディアム.ポケッツ
- Amazon:商品ページ
人気ブランドのマザーズバッグ「グローサリー・トート(L.L.Bean) 」
L.L.Beanの「グローサリー・トート」は、シンプルなマザーズバッグを探している親御さんにおすすめです。口が大きく開くので、荷物の出し入れがラクですよ。
ただし、ポケットなどの数は少なめ。必要に応じてバッグ・イン・バッグなどを使ってバッグの中を整理整頓しましょう。
- 商品名:L.L.Bean(エルエルビーン) トートバッグ グローサリー・トート
- Amazon:商品ページ
「リュックタイプ」のおすすめのマザーズバッグ
リュックタイプのおすすめマザーズバッグを2点紹介します。
お子さんが歩けるようになったら、両手があくリュックタイプのマザーズバッグを持ってお出かけしましょう。
保冷・保温機能も備えた「マザーズバッグ(Meinkind)」
Meinkindの「マザーズバッグ」は、保冷・保温機能も備えています。ポケットは内側と外側に合計11個付いているので、いろいろなアイテムをすっきりまとめることができますよ。
ナイロン製なので、小雨程度なら荷物が濡れる心配がないのもポイントです。
- 商品名:Meinkind マザーズバッグ リュックサック
- Amazon:商品ページ
人気バッグブランドとコラボした「PARENTS BACKPACK(COET)」
人気バッグブランド「COET」とコラボした「PARENTS BACKPACK」は、軽量・大容量・はっ水素材とマザーズバッグにうれしい機能がそろった商品です。リュックとしてはもちろん、トートタイプとしても使えます。
シックな見た目なので、ママだけでなくパパも持ちやすいのが魅力です。
- 商品名:CINRA.STORE × COET PARENTS BACKPACK
- オンラインショップ(CINRA.STORE):商品ページ
「ショルダータイプ」のおすすめのマザーズバッグ
ショルダータイプのおすすめマザーズバッグを紹介します。
3WAYで使えるものや、軽さにこだわったものを紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。
3WAYの持ち方ができる「キルティング ママバッグ(f’s maumu)」
f’s maumuの「キルティング ママバッグ」は、ボストンタイプで容量が大きいマザーズバックです。ポケットも、ドリンクボトルが入るポケットを含む10個と十分な数があります。赤ちゃんを抱っこするときはショルダータイプとしても使えます。
キルティング素材で肌触りもやさしく、見た目も上品なので、スーツやフェミニンな服装にもなじみます。マザーズバッグとしてだけではなく、出張や旅行にも使える便利なバッグです。
- 商品名:(f’s maumu)キルティング ママバッグ
- Amazon:商品ページ
軽くて使いやすい!「軽量 マザーズバッグ エアリーボストン(DORACO)」
DORACOの「軽量 マザーズバッグ エアリーボストン」は現役ママと共同開発した、超軽量のマザーズバッグです。重さは約500g。キルティング素材なので、フォーマルな服装などにも合わせやすいです。2WAYタイプで、ショルダーバッグとしても利用できます。
- 商品名:DORACO 軽量 マザーズバッグ エアリーボストン
- Amazon:商品ページ
お気に入りのマザーズバッグで、子どもとのお出かけがさらに楽しく
マザーズバッグは、子どもとのお出かけに欠かせないアイテムです。使い勝手の良いお気に入りのマザーズバッグを購入して、子どもとのお出かけを思いきり楽しみましょう。
マザーズバッグを選ぶときは、この記事で紹介したポイントや商品を参考にしてみてくださいね。