おもちゃは子供が成長し、誕生日やクリスマスを迎える度に増えていきます。最初は箱一つにまとまっていた小さいおもちゃも、その数は増え、物は大きくなり、箱なんかには収まりきらなくなります。
それに加えて、子供は片付ける前に次のおもちゃを出し始めるので、気が付くとリビングがおもちゃだらけ!上手に整理するのが難しいおもちゃ。どうにかならないものか・・。
そこで今回は片付かないおもちゃを上手に整理する方法を紹介していきます。
とにかく何でも出す息子
うちの息子は、今色んな物に興味があります。トーマスやアンパンマンが大好きで、電車も車も動物も本も大好き。気が付くと、色んな種類の色んな物がゴチャゴチャになっていました。
おもちゃ箱の中には色んな種類のおもちゃが一緒に入っているので、遊ぶときには一度箱の中身を全部出す息子。そこから自分の遊びたいおもちゃを選んで遊びます。そして飽きると別の箱の中身を全部出して、またそこから選んでいます。
当然、リビングはいつもおもちゃが散乱。私が隣で片付けても、一つのおもちゃに飽きるとまた箱の中身を全部出すので片付きません。これは息子が悪いわけではなくて、私のおもちゃの整理方法がいけないのか!?
おもちゃを上手に整理する方法
いつもリビングがおもちゃだらけなのは、私のおもちゃの整理方法が悪いのかもと気付かされた私は、おもちゃを上手に整理する方法を調べることにしました。
一日の終わりは「第一段階」
とにかく、遊びたいだけ、出したいだけおもちゃを出しなさい。だけど、時間が来たらとにかく片付けてね。それが「第一段階」。といっても、アイテムごとに分類なんかしてた日にゃ、とても本日中に終わらないから、
1.おおざっぱな分類で、とにかく箱の中に放り込む! そして床の上を何もない状態に戻す
2.その箱を所定の場所に戻す
1日の始まりに「第二段階」を
「第二段階」では、アイテムごとにきちんと分類します。デキルお子様なら日常的にやっていることなのでしょうが、現状そうでない我が家では、余裕のあるとき、遊び気分でやらせています。むしろ、遊び始めにやらせる方がいいみたい。分類することもまた、楽しかったりするんですよね。
まずは一日の終わりには第一段階程度の片付けでいいんですね。この時は細かくなくても良いので、とりあえず大きく分類しておもちゃを片付ける。まずは床の上に何もない状態にするのが目的です。
そして片付けた箱を所定の位置に戻すのだそう。これを子供と一緒にやれば、毎日の片付けは簡単にストレスなくできそうです。
そして一日の始まりに第二段階。この第二段階の時点で大きく分類していたおもちゃをきちんとアイテムごとに分けます。これも楽しく。そして余裕のある一日の始まりに子供と一緒にします。
その時に細かいおもちゃはお菓子の缶に入れたり、瓶に入れたりと、分類自体も楽しくできるように準備しておきます。
早速おもちゃの整理をしてみました
調べたことをもとに早速おもちゃの整理を実行してみました。
収納BOXを購入
まずは家の近くにある100均に行って、収納BOXをいくつか購入してみました。ふた付きのカラーBOX、大き目のカゴ、透明で中が見える瓶等を全部で7個ほど。それとホームセンターで少し大きめの棚とバスケットを買いました。
家に帰ってから子供とどこに何をいれるか相談して、入れるものが決まったら名前を書いてシールを貼りました。なんだか息子もワクワクしています。私までお片付けにワクワク。
それぞれのBOX等にラベルを貼って、所定の位置を決めました。これで色んなアイテムのおもちゃが一つの箱にグチャグチャに・・という状況は脱出できそうです。
第一段階
そして第一段階。夕食後にもなると、リビングはおもちゃで散乱しています。わかる範囲で分類して、わからない物はバスケットにいれる。とりあえず床にはおもちゃがない状態にして、所定の位置に戻す。という大雑把な片付けを二人でしました。
細かいことは考えずに行ったので、時間は5分もかからないくらいです。部屋がスッキリ、心もスッキリとしたところでお風呂に入り体もスッキリです。
第二段階
続いては朝に行う第二段階です。とはいえ、うちは平日保育園に行っているので、土日の朝のみに第二段階を行うことにしました。
平日大雑把に片付けているおもちゃを、きちんとラベル通りに分類。ほとんどは平日の片付けでも分類できるようになったので、大変なことはありませんでした。
行方をくらましているおもちゃを探したり、未分類だったおもちゃを改めて分類したりするだけです。時間としては、10分ほどで第二段階も終了できます。
遊ぶ時は、どのジャンルのおもちゃで遊びたいのか?どのアイテムが入っているBOXで遊びたいのか?息子もそれを考えておもちゃを出すようになったので、使わないおもちゃが散乱しているということもなくなりました。
「次のおもちゃで遊ぶ時は、使わないおもちゃは片付けようね。」というのはまだ難しいようで、そのまま次のBOXを出すことがほとんどですが・・。
それでもいくつかのアイテムで遊んだ後は、そのアイテムをBOXに入れて片付ける。というのは習慣になってきた気がします。
楽しく整理できるようにする
「片付けなさい!」なんて目くじらを立てても子供は片付けをしません。わかっていたのですが、片付かないことにイライラしてつい怒ってしまっていました。
子供が片付けをするには、整理しやすくわかりやすい環境作りが大切なんですね。そしてお片付けも含めて一緒に楽しめることも必要だとわかりました。まだまだ散らかることはありますが、一緒に楽しく工夫をしながらおもちゃを整理していきたいと思います。