みなさん、赤ちゃんの匂いと聞くと、どんな匂いを想像するでしょうか?赤ちゃんの匂いって、ミルクの匂いとかするイメージが強く、大人みたいに汗臭かったり、足などが臭うこととは無縁だと思いませんか?
でも、子育て経験者のお母さんなら分かるはず。赤ちゃんでも足が大人並みに臭い時があることを…。ちなみに我が子は酸っぱい臭いがしました。酢ダコのような臭いと言えば分かるかもしれません。
赤ちゃんが臭いと、ミルクや離乳食がいけないのか、病気なのかと不安になりますよね。今回は、赤ちゃんの足が臭いときの原因と対処法を紹介します!
赤ちゃんの足が臭い原因は?
大人はよく、靴下や靴を長時間履くことで蒸れてしまい、臭くなることが多いですよね。でも赤ちゃんは、靴下や靴を履いたりしているわけではないのに、なぜ臭いを発するのでしょうか?
まず、赤ちゃんはあんな小さな身体ですが、生まれた時から大人と同じ数の汗腺があります。特に手足に集中しているため、身体より手足の方が汗をかきやすくなるわけですね。
さらに赤ちゃんは、大人に比べて新陳代謝が活発です。よく赤ちゃんの衣類の枚数は、大人より1枚少なめにと言いますが、理由は新陳代謝が良く汗をかきやすいためですよね。しかし、汗腺の量が多く汗をかきやすいからと言って、汗自体が臭いわけではありません。
赤ちゃんは絶えず古い角質が剥がれては新しい皮膚が出来ます。そんな中、汗をたくさんかくので、古い角質と汗が混ざり合い、雑菌が繁殖してしまうと、あの独特な酸っぱい臭いがするようになるんです。
赤ちゃんは寝ている時間が多く、布団などで足が蒸れてしまうのも原因の1つとなります。また、生後3ヶ月ころまでは皮脂の分泌量も多いです。皮脂も汗と混ざり合うと雑菌が増え、臭いの原因となります。
足が臭い場合の対処法はあるの?
汗が臭いなら困りものですが、臭いの原因が汗ではなく雑菌のため、足を清潔に保ち、雑菌が増えないようにするのが1番の対処法となります。まずはお風呂の時は、足の裏はもちろん、足の指の間などを丁寧に洗うようにしましょう。
よく赤ちゃんは指をギュッとしていたりで、指の間を洗うのが面倒になりがち。でも、そうすると雑菌が増えていく原因になっていくので、しっかり洗うようにしておくのがオススメです。
また、お風呂の時間だけではなく、オムツ替えの時やミルクの時などに、水がお湯で湿らせたガーゼやおしりふきで拭いてあげると清潔を保つことができます。
指の間はもちろん、シワの間なども皮脂やホコリがたまって雑菌が増えやすいので、優しく拭いてあげるといいですね!
あとは蒸れ対策として布団をかけ過ぎたり、厚着をさせないようにすることも大事です。寒いかなと思い、室内でも靴下を履かせたりするのも蒸れの原因になるので避けましょう。
外出時に靴下を履かせるときも通気性の良い素材のものを選ぶのがオススメです。そして見逃しやすいのが足の爪です。
赤ちゃんの爪は小さいため、雑菌はあまり増えないだろうと思いがちですが、意外と爪の間にゴミやホコリが溜まりやすくなっています。もちろん放っておくと雑菌が増えて臭いの原因になるので、こまめに爪を切ってあげるようにしましょう。
こまめな手入れが大事!
いかがでしょうか?臭いの原因が遺伝という場合もなくはないのですが、赤ちゃんのうちから足が臭いと、これから大きくなったらどうなってしまうのかと、親としては不安になりますよね。
まずは足を清潔に保つようにして、臭いの原因を作らないようにしましょう。あまりこまめにチェックするのも大変なので、オムツ替えの時は必ず!など、お手入れの時間をある程度決めておくのもいいですね。
赤ちゃんのお世話は他にもいっぱい。ストレスにならない程度に、赤ちゃんの足を綺麗にしてあげてくださいね!