赤ちゃんが小さいうちに手を出すと握り返してくれる、そういった経験をしたことはありませんか?まだ物を認識していないような赤ちゃんが、なぜそういった行動に出るのか不思議に感じていますよね。
赤ちゃんが手を握り返したり、握ったまま寝るのにはどういう言った理由があるのかについてご紹介します。
赤ちゃんが手を握り返す理由
赤ちゃんが手を握り返してくる理由は、原始反射というものが原因となっています。原子反射とは、赤ちゃんが無意識に行っているものになります。赤ちゃんは本能的に何かをぎゅっと握り返したり、何かに吸い付いたりしています。
これは赤ちゃんが成長していく上で必要な機能になります。そのため小さい頃には誰もが指を差し出しても握ってくれるという特徴があります。
この原始反射には個人差があり、たくさん反応を示す子供もいれば、あまり目立った反射をしないという子供もいます。手を握り返してくれないからと言って、心配する必要はありませんよ。
さらに寝ている時にもぎゅっと握っている赤ちゃんがほとんどですよね。これは筋肉が発達していないせいで起こっています。そのため赤ちゃんにとってはこの手を握っている状態が普通の状態になるのです。
赤ちゃんが握り返してくるのはいつごろから?
赤ちゃんが自分の手を握り返してくれるということはとてもかわいいですよね。実際に赤ちゃんの原始反射はどれくらいからスタートするのでしょうか?
赤ちゃんが手を握り返してくれる反応は、大体新生児の頃から始まります。手を握り返すという反応については生後4ヶ月頃までには消失するといわれています。しかし、同様の動きを足でも行っています。
足の場合はもう少し時期が遅く、1歳頃までは続いていくといわれています。手や足の指に何かが触れた時にそれを握ろうと思う反射的な反応になります。
まだ意識的に何かをすることができないような子供でも、こういった反射的な行動を無意識に行うことで、成長に繋がっていくのです。
原始反射は他にどういったものがある?
原始反射というのは、指を握り返すほかにも、たくさんの反応があります。例えば、口の中に何かが入った時に吸おうとする行動も反射の1つです。これは赤ちゃんが栄養を蓄えるためにはなくてはならない反射の1つになります。
さらに生まれてまもない赤ちゃんを支えた状態で立たせると、左右に歩いているような歩行運動をする行動もあります。これは原始歩行といわれまだ筋肉が発達していないにもかかわらず、本能的に歩き方を知っているために起こる現象になります。
他には赤ちゃんをうつぶせの状態に寝かせると、赤ちゃんの手足が曲がります。仰向けにすると手足は伸びて背中が剃ります。これは無意識に自分自身のバランスを取ろうとしているために起こる行動になります。
さらに赤ちゃんの周りで急に大きな音を出すと、両手を伸ばして抱きしめる行動を起こすことがあります。これは赤ちゃんが不安を感じて誰かに抱きつきたいという防御反応が関係していると言われています。小さい頃ほど音に敏感で、こういった反応をたくさん見せるようになります。
これらの原始反射は1歳になるまでにほとんど消えていきます。反射ではなく自分の意思によって行動できるようになってくる証拠です。
手を握り返すのは本能的なもの
赤ちゃんが手を握り返す理由についてご紹介しました。赤ちゃんが手をぎゅっと握り返してくれることは、反射的に行っているということなのです。
赤ちゃんのこういった反射は1歳までには消失していくといわれています。小さい頃だけの反応なので、反射してくれる時期も楽しんでくださいね。