妊娠中の法事は縁起が悪い?出席する際の注意点とは?

妊娠中に法事に参加すると縁起が悪い、といった言い伝えを聞いたことはありますか?いくら妊娠中とはいえ、身内の法事となると欠席するわけにはいきませんよね。では、なぜ妊娠中の法事は縁起が悪いと言われているのでしょうか。

そこで、妊娠中の法事における注意点と、縁起が悪いと言われている理由についてまとめてみました。妊娠中の不安を解消することに繋がる情報をご紹介しますので、是非最後までご覧ください。

妊娠中の法事への出席は縁起が悪い?

妊娠中に法事に出席すると縁起が悪いという言い伝えがありますが、実際そのようなことはありません。むしろ、法事とは亡くなった人を祀るための善行な儀式なので、縁起が悪いはずがないのです。

しかし、年配の方の中には妊娠中の法事は縁起が悪いと言う方が多くみられます。実際そうした言い伝えには、妊娠中の法事への出席における不安が関係しているようです。

妊娠中の法事が縁起が悪いと言われるようになった理由とは?

妊娠中の法事が縁起が悪いと言われるようになった理由として、法事は時に妊婦さんの体への負担があることが考えられます。

法事は長時間正座をしなければならないので、お腹が大きい妊婦さんにとっては体に負担がかかってしまうことも。

さらに、法事の際には女性が手伝わなければならないことが多い場合があります。そうした体への負担があることから、妊娠中の法事は避けるべきという考えに至ったのでは、と言われています。

しかし、実際妊娠中に法事に出席しなければならないことは珍しくはありません。では、そうした際にはいったいどのようなことに注意すべきなのでしょうか。

妊娠中の法事で注意すべきこととは?

妊娠中に法事に出席する際には、体調の変化には最新の注意を払う必要があります。実際お経を読んでいる間に体調が悪くなっても、なかなか言い出せないという場合が考えられます。そうした場合を想定し、事前に周囲に体調が悪くなった際のことを相談しておくことをおすすめします。

そうすることで、いつでも休める環境を作ると、無理せず法事に出席することが出来ます。

法事という儀式は緊張を伴い、妊婦さんは体調を崩しやすいので、周りにもきちんと考慮してもらえるようにしましょう。お腹の赤ちゃんを第一に考え、決して無理はしないことが大事と言えます。

妊娠中の法事の際の服装とは?

お腹が大きくなると、喪服を着ることが出来ない妊婦さんは、服装に困ってしまいますよね。法事はお葬式などとは違い、暗めの色であれば楽な服装で大丈夫。

とはいえ普段着をそのまま着ていくわけにもいかないので、暗めの色のワンピースや、場合によってはその上に喪服のジャケットを羽織るといいでしょう。

無理して喪服を着ることで、苦しくなったり体調を崩してしまうこともあるので、ゆったり着られるものを選びましょう。

よく妊婦さんが法事に出席する際には、魔除けとしてお腹に手鏡を入れておくといいと言われていますが、お葬式などと違って法事に魔除けは必要ありません。

法事で浮いてしまうような服装でなければ基本的に大丈夫な場合が多いのですが、あらかじめ家族や親戚に相談した上で服装を決めることをおすすめします。

法事に出席する際は赤ちゃんを第一に考えましょう

妊娠中に法事に出席する際には、まずは体調を第一に考えましょう。体調を崩し、無理をすると赤ちゃんの成長にも影響を及ぼし兼ねません。

そのため、たとえ言い出しにくくても体調が悪くなったらすぐに休めるよう、事前に周囲に伝えておくことが大事なのではないでしょうか。