辛いし限界…。共働きしながらの子育てをうまくこなすスケジュールの立て方

仕事に子育てに、お母さんとお父さんは日々悪戦苦闘!特に共働きをしている場合、子育てを上手く両立させることって難しいですよね…。

旦那さんにはイライラしてしまうし、言うことを聞いてくれない子供にあたってしまいそうで、何よりそんな自分のことを否定してしまいがちです。

そんな共働きをしている方に「子育てを少しでも上手くこなせるスケジュールの立て方」をご提案します。

生活のどこに中心を置くか考える

例えばですが、昼から夕方にかけて仕事をしている方は「1日」のどこを中心にしてると思いますか?それは「朝」だと思います。掃除、洗濯、食事の用意と時間のかかる作業を朝方にやって、そのまま仕事に向かい、そして夜に1日のまとめをするという形だと思います。

朝方の生活に慣れてしまうというのが1番効率の良い家事の仕方だという方もいますが、私はそうは思いません。

何故かと言うと、朝に家事を終わらせ、その後に仕事に行って、さらにまた夜に家事をするとなるとお母さんは「1日中動きっぱなし」になってしまうからです。

まとめると、ある一定の時間に集中して家事をこなすというのは、精神的にも体力的にも良くはないということです。

「選択」がスケジュールを大きく分ける

では、具体的にはどのような生活スタイルが負担をかけないのでしょうか?仕事の内容や時間に個人差があるため、細かい正解の形は見つけることができません。しかし、どのお母さんにも共通して言えるのは「選択」を迫られる時がある、ということです。

例えば、皿を洗う時間がどうしても取れない場合は「誰か頼んでやってもらう」「自分の寝る時間を割いて食器を洗う」「自動食器洗いを購入して手間を省く」という選択肢が出てきます。

お子さんがお手伝いをしてくれる年齢の場合は、皿洗いを頼むのも良いと思いますし、自分に余裕があれば自分の手で洗うのも良いと思います。

長く使うと決めている場合は食器洗い機を買うのも良いと思います。あくまで、自分の生活は苦しくならないような「抜け道」を選択することが大切です。

逃げる選択ではない!

共働きをしていると、お子さんとの時間が取れずに「教育に悪い」と言われることもあると思いますが、その声に怯えて無理やり子供と接する時間を作るのは、果たして本当に子供ためなのでしょうか?

子供が本当に望んでいることから目を背けている、ということになりませんか?共働きでさみしい思いをしていても、お子さんは「頑張って働いている両親」のことを尊敬して、大切に思っているはずです。

子供と接する時間のために、家事が手につかないという方はそういった考え方に疲れてしまっているのだと思います。

タイムスケジュールは「コツ」と「流れ」を重要視

「何時までに何かをしなければいけない!」というのは、とてもストレスになり、パフォーマンスのレベルを下げてしまいます。

特に忙しい時期にてんてこ舞いになってしまうと、何をするのにも億劫になってしまいますよね。朝の時点で「絶対にしなければいけないこと」と「今日はできたらいいなと思っていること」「今日やらなくても明日に回せること」をメモに書いてみましょう。

アウトプットすることによって、優先順位をつけるのはとても重要です。その後、絶対にしなければいけないことを骨組みにして、流れを作ってみましょう。

「9時に子供を送る、12時に市役所へ行く、その後に仕事」これをベースに、あとは「今日できたらいいな」と思うことを肉付けをするだけです。

責任感にとらわれないで

もしも、今日出来たらいいなと思うことができなくても焦る必要なんてありません。だって、これは「今日出来たらいいな」と思っていたことなのです。できなくても、仕方ないなと思うようにしましょう。

そして、この「今日出来たらいいな」は家族にも知ってもらう必要があります。共働きの方のスケジュールで最も大切なことは「家族の協力と家族内での共通意識を持つこと」だと思いました。