赤ちゃんが甲高い声で「キャー!」と叫んでいる光景、よく見かけますよね。場所や時間を問わずに「奇声」を発する赤ちゃんですが、その奇声の原因は一体何なのでしょうか?
赤ちゃんが奇声を発する原因を突き止めつつ、赤ちゃんが奇声を発した時の対処法をいくつかご紹介します。赤ちゃんの奇声でお困りの方は、ぜひ一度試してみてくださいね♪
理由1「赤ちゃんにとって初めての体験」だから!
赤ちゃんはそれまで、声を出すことを知りませんでした。しかしお母さんやお父さんの真似をしていくに連れて、自分も声を出すことができるようになります。
今まで出来なかったことができるようになると楽しくなりますよね。それと同様に、赤ちゃんも奇声を発することを楽しんでいる場合があります。赤ちゃんもきっと「自分から変な声が出た!」と報告しているのでしょう。
お母さんやお父さんが無理にその奇声を叱ってしまうと、赤ちゃんはどうしていいのかわからなくなってしまいます。できるだけ怒らずに、見守ってあげましょう。
理由2「感情がパンクしている」から!
赤ちゃんは喜怒哀楽がとても激しく、すぐに笑ったり泣いたりを繰り返します。脳みそが自分の感情をうまくコントロールできていないんですよね。そのため、嬉しすぎると奇声を発してしまいますし、反対に悲しくても奇声を発してしまいます。
そのどちらも「お母さんやお父さんに訴えかけている」という共通点があります。この行動に対してお父さんやお母さんはしっかりと赤ちゃんの目を見ながら、自分たちの存在をアピールしてあげてください。
赤ちゃんは目の前にお母さんやお父さんのような安心する存在がいるだけで、感情をうまくコントロールできるようになりますよ。
対処法1「叱らない」
赤ちゃんに「なんで奇声を発するの!迷惑になるでしょう!」といくら言ったところで、赤ちゃんは聞き分けてくれません。まず言葉を理解していないのですから、叱っても意味がないのです。
さらに、赤ちゃんは大きな音や怖い顔に不安を覚えてしまいます。自分が何をしたのかもわからないのに、お母さんに怖い顔をされると驚いてしまいますよね。ですので、もしも赤ちゃんが奇声を発してしまってもまずは叱らず、落ち着かせてあげてください。
対処法2「遊びながら静かにさせる」
赤ちゃんの気を逸らしながら、静かにさせるのも良いと思います。まずはお母さんやお父さんの唇に手を当てて「しー」と静かにするポーズをします。その後赤ちゃんの唇に手を当てて、真似をさせて奇声を止めるのです。
もう1つの遊びは「拍手をどんどん小さくしていく」という遊びです。お母さんやお父さんがパチパチと拍手をしてから、その拍手の音をどんどん小さくしていくと赤ちゃんはその音に興味を示し、より小さな音を聞き分けるために静かになってくれますよ。
個人差があるのでこの2つの遊びでは静かにならなかったお子さんは、絵本の読み聞かせなども試してみてはいかがでしょうか?
周囲の方にもケアを♪
赤ちゃんが奇声を発するのにも理由がありました。しかし、赤ちゃんの奇声に対して理解のある方ばかりではありません。赤ちゃんに悪気はなくても、やっかみを言ってくる方もいらっしゃるでしょう。
もしも野外で赤ちゃんが奇声をひどく発してしまった場合には、最初に赤ちゃんがいますと周囲の方に言っておくと大きな問題になりません。
お母さんの大変さは重々にわかるのですが、やはり優しい方ばかりではないのが現状です。しかしながら赤ちゃんは元気に泣き、そして笑うのが仕事です。お母さんも気にやまずに、精一杯の赤ちゃんのアピールを受け止めながら堂々としていましょうね。