うちの子は勉強ができない…そう思っていても、高校に入ってから学年最下位だったのに、超難関大学に入学する話ってありますよね。要は能力が早く咲いたか遅く咲いたかの違いなのです。
今回は子供の早咲きと遅咲きのそれぞれのメリットやデメリットについてご紹介します。
子供の早咲きのメリットデメリット
子供が何かについて早くチャンスがやってきた場合のメリットは、小さい頃からそれに対して取り組むことができるので、その能力を維持することができます。
更に小さい頃から能力を発揮していれば、親のサポートもたくさん受けることができます。自分の子供の可能性をつぶさないためにも、親が全力で色々な事をしてあげることができるでしょう。
子供が本当に好きな事をしているのであれば、早く咲きすぎたとしても親は前向きに手伝ってあげるはずです。
しかし、もしかしたら途中で挫折してしまう可能性もあります。早く咲いてしまうと、まだメンタルが出来上がっていない時期に、難題にぶつかってしまうこともあります。
もっと強くなっていたら、乗り越えられたかもしれないことが、乗り越えられなくなってしまうこともあるのです。
子供の遅咲きのメリットデメリット
子供の遅咲きのメリットは、本当に好きな事を見つけられている可能性が高いということです。なかなか芽が出なかった時期もあるかもしれませんが、それで最終的に花開いたということは、本人にしてもとても嬉しいはずです。
こうやって苦労して何かを達成するということは、子供の自尊感情を高めることにも繋がります。これからも何かに挑戦していくための力になっていくはずです。
一方デメリットとしては、周りと差が出ている可能性があるということです。遅咲きの子供と早咲きの子供にはかなりのブランクがあるはずです。それを一気に埋めていかなくてはいけないということは、結構大変な事です。
子供がこれから頑張らなくてはいけないことは、山ほど出てきてしまうかもしれませんが、それもすべて見守っていかなくてはいけません。
なかなか咲かない子供に対して
子供がなかなか花開かないと、親としては本当に心配になることもありますよね。しかし、子供はどんなことであっても花開くことがあるはずです。自分に合う何かを見つけることができるはずです。
その時を見守りながら待っているしかありません。なかなか咲かないという子供には、やる気スイッチを入れてあげる方法を見つけていきましょう。子供にとって頑張るきっかけは些細なものかもしれません。ライバルの出現や何か悔しい思いをした時など、いつ訪れるかどうかはわかりません。
子供が何かに対して挑戦する勇気を持てている、ということがとても重要になります。この力こそが、今後何かに挑戦していく時の自信につながるのです。
それができるような子供であれば、いつか必ず咲くことができると信じて大丈夫です。子供が何かに迷った時は、親としてアドバイスしてあげるようにしましょう。
子供だけでは見えない、第三者からの目で、子供の特技や趣味を見つけてあげてもいいかもしれません。子供がこれから何か見つけることができるためにも、親として見守ってあげましょう。
遅咲きでも大丈夫!
早咲きと遅咲きのメリットとデメリットについてご紹介しました。早咲きも遅咲きもどちらにもデメリットはあるということです。
早く花が開かなかったとしても、いつかは開くはずです。その時を迎えることができるように、子供のことを見守りながら子供が何かに挑戦することができるような、道しるべを作ってあげてくださいね。