小さい頃から手塩にかけて育ててきた自分の子供が、なぜか自分と全く違う価値観に育っていたら、すこしショックを受けますよね。
子供と親がなぜ価値観が別になってしまうのでしょうか?子供と価値観のズレを感じた時の対処法についてご紹介します。
親子で価値観が違くなる原因1.反動
親子で価値観が違くなってしまう原因の1つは、反動です。小さい頃から親の言いなりで育ってきたような子供にとって、大きくなってから親の意見に合わせたくないと感じる人が多いです。
小さい頃は抑制されているという意識がなくても、大きくなってから気づいて、反動として価値観が違っている可能性があります。
小さい頃から将来の夢を勝手に決められたり、勉強ばかりさせられたりした子供にとっては、大きくなってからも親に従いたくないと感じてる人が、価値観の違いをあらわにします。
親子で価値観が違くなる原因2.感情が豊か
親子で価値観が違ってくる原因は、子供が感受性豊かに育ったことが原因かもしれません。子供にとって何かを考えるということ自体を、親が思っているより深く考えている可能性があります。
子供の価値観は親の意見だけで決まるのではなく、子供が独自に学んで身につけている知識もあります。だからこそ、子供にとって親の意見が絶対だと思わなくなってしまうのです。
子供と同じ環境にいるからといって、絶対にそうなるわけではありませんので、そこはしっかりと肝に銘じておきましょう。
子供が独自に考えて出した結論に対して、親がどうこう言ってしまうのはあまりよくありません。子供がずっと子供ではないということも理解するようにしましょう。
親子で価値観が違くなる原因3.親が間違っている
子供にとって親というのは、絶対的な存在だと思っている人が多いですが、それは小さい頃までの話です。だんだん大きくなってくると、親が絶対ではないということに気づくことがあります。
もしかしたら価値観が違うのは、自分の家の価値観に違和感を覚えていたからかもしれません。親の意見が全て当たっているというわけではありません。だからこそ、大きくなってからその違和感に疑問を持つようになるのです。
結果として親が間違っていて、子供が当たっているというケースも中にはあります。
子供と価値観が違っていたら
子供と自分の価値観が違っていたら、まずは冷静になって考えていかなくてはいけません。どうしても感情的になってしまうことが多いですが、そうではなく必ず冷静な状態で話し合っていく必要があります。
子供と自分の価値観が違う場合は、まず子供の言い分をしっかりと聞くようにしましょう。そこで討論すると言い合いになってしまう可能性があるので、子供の言い分をしっかりと聞いたら、それを持ち帰って考えることにしましょう。
子供がなぜこんな考え方になったのか、親としてすべきことは何なのか、しっかりと考えてから結論を出した方が良いでしょう。
もしも自分が折れた方が良いと思うのであればそうした方が良いです。反対に子供が絶対的に間違っていると思うのであれば、それを納得させられるほどの理由をしっかりとまとめた上で、話し合いの場を設けることをおすすめします。
子供と親は別の生き物
親子の価値観の違いについてご紹介しました。自分と同じ意見だと思っていた子供が、突然全く違うことになったら、どうしても納得いかなくなってしまいますよね。
しかし子供にも人格があるわけですから、自分のことばかりを考えずに、冷静な状態で話し合いができるような機会を設けて、考える時間を作るようにしましょう。