子供の自己主張はどれくらいですか?強すぎても大変ですし、しなすぎても心配になりますよね。子供の自己主張はどれくらいがちょうどいいのでしょうか?
さらに自己主張が強すぎる場合となさすぎる場合の対処法についてご紹介します。
子供の自己主張は強いくらいでいい
子供が小さい頃は、できるだけ自己主張が強い方が良いです。なぜかというと、これからたくさんの人と出会って、相手の気持ちや思いやりというものを学ぶ機会が出てくるからです。
自己主張が激しいとしても、それは今だけのことで、成長するにつれてだんだんと少なくなっていくはずなので、あまり心配する必要はありません。
逆に心配になるのは、自己主張が全くないパターンです。あるものは減らしていけばいい話なのですが、ないものを増やす方が大変です。
自己主張をほとんどしないまま育ってしまうと、これから先たくさんの人と関わるたびに、さらに自己主張をしなくなってしまう可能性があります。そうなると人間関係がうまくいかなかったり、自分の中でストレスが溜まってしまったりする可能性があるので、小さい頃から自己主張がなさすぎる子供は注意した方が良いでしょう。
自己主張が強い場合の対処法
子供の自己主張が強いと、親としても直さなきゃいけないと思うものです。ある程度の自己主張は必要ですが、強すぎると将来にも影響しかねないので、気づいた時に少しずつ教えていくようにしましょう。
自己主張が激しいという子供は、他人の気持ちよりも自分の気持ちを優先してしまうクセがあります。これをまずは実感させて、人の気持ちを考えるクセに変えていく必要があります。
子供の自己主張が激しいと思ったら、これがダメ、というのではなく、もしそうされたらどんな気持ちになるかな?というように、考えさせることをしてみましょう。
そうすることで自分がしている行動がどれだけ自分勝手なのか、ということがわかるはずです。
自分で考える時間を作ることで、より相手の気持ちを理解しやすくなるので、常にこういった行動を見せることで、子供がだんだんと人の気持ちを考えていくようになるはずです。
自己主張が弱い場合の対処法
子供の自己主張が全くないという場合は、もしかしたら自分でなにもできない子供かもしれません。小さい頃から親に何かをしてもらっていたような子供は、どうしても大きくなってからも何もできない人間になってしまう可能性が高いです。
将来このまま大人になってしまうと、社会人としてやっていけなくなってしまいます。自己主張が弱いという人は、自己主張をするということ自体が慣れていない可能性が高いので、まずは自己主張をする練習からしなくてはいけません。
まずは本当に簡単な事で良いので、おやつを選ばせてあげる、というようなことからでも大丈夫です。小さなことから自分で決められる練習をしていきましょう。そうすることで、自分がやりたいことや自分の意見を主張しやすくなります。
自己主張が弱い子供は、本当に将来大きくなってからが心配です。小さいうちからしっかりと意識しながら、自己主張に慣れていけるように、自分の意見を出さなくてはいけない場所を作ってあげるようにしましょう。
子供の自己主張はない方が危険
子供の自己主張のバランスについてご紹介しました。小さいうちはある程度自己主張が激しいくらいが、将来的にバランスを取ることができるのでおすすめです。
反対に全く自己主張がないという子には、自分の意見を表に出す練習をしてあげた方が良いでしょう。なるべく小さいうちに気づいてあげて、それをサポートしてあげることが重要になります。