赤ちゃんの健やかな成長を願うための行事として、お宮参りというものがあります。
初めての赤ちゃんの場合、このお宮参りはいつ行くべきなのかと悩む人もいるでしょう。またお宮参りはどんな格好で何をするものなのか。誰とどこに行くべきなのか。そもそもするべきものなのか!?
今回はそんな赤ちゃんのお宮参りについて、私が調べたことと実際にお宮参りに行ったことを元に紹介していきたいと思います。そろそろ行くべき?なんて悩んでいるパパやママはぜひ参考にしてください。
お宮参り問題
我が家の息子が誕生したのは5月中旬でした。お宮参りに行くということは知っていたのですが、具体的にいつどこに誰と行くべきなのか・・ということは知らなかった私たち。
そこでまず近くの神社でお宮参りを行っているかを調べてみました。するとあまり小さい神社では祈祷をしていることは少なく、ある程度大きなところに行かなくてはいけないことがわかりました。
そうなると自宅から車で30分くらいのところが祈祷をしている有名な神社となります。新生児期にそこまで遠出する勇気もなく、とりあえず1か月過ぎてから行こうということになりました。
しかし、1か月過ぎると夏になり暑くなってきます。そんな時期だと赤ちゃんには負担なのかな?とも思い、悩みました。それに両親には声をかけるべき?何か着せるべき?そんなことも悩みのタネに・・。さて、お宮参りどうしよう!?
赤ちゃんのお宮参りについて
育児本【いちばんよくわかる育児】によると、お宮参りをいく時期や方法は地域によって様々なのだそうです。つまりはその地域やその家で時期や方法を決めて良いようです。
一般的には30日前後に行うことが多いよう。ただ夏の暑い時期や冬の寒い時期では、赤ちゃんにも負担になってしまうので無理してまで行くことはなく、過ごしやすい気候になってからでOK。
赤ちゃんの服装は昔だと、男の子は鷹や鶴といったおめでたい柄のついた紋服。そして女の子は華やかな着物を着ることが多かったようです。しかし、今ではそのようなものよりもう少し簡易的なベビードレスや、レンタルの衣装を利用する人も増えています。
パパやママもカジュアルな服ではなく、パパはスーツでママもフォーマルなドレスを着て行くことが多いようです。
実際のお宮参りレポート
調べたことを元に夫婦で話、両親にも相談し、私たちのお宮参り計画を立てました。ここからは実際のお宮参りのレポートを紹介していきます。
いつどこで誰と?
5月に生まれて、新生児期を避けようとなり、さらに梅雨や夏の暑い時期は避けたいということで・・。7月中旬にお宮参りに行くことにしました。
関東に住んでいる私たちの地域の決まりはあまりないようで、30日が目安だけれど赤ちゃんの様子や気候によって決めるのが良いとのことだったので、30日に縛られずに赤ちゃんにとってベストな時期を設定しました。
場所はお宮参りで祈祷をしている神社を調べ、車で30分の場所に決めました。予約がいるのかと思い電話をしたのですが、そこの神社では予約不要とのこと。
祈祷の時間が1日3回あるので、その時間に間に合うように来くださいとのことでした。大きい神社なので、時間になったら一緒に祈祷をするのですね。
私たちはどちらの両親も近くに住んでいるので、お宮参りについて話すとどちらの両親も一緒に来てくれるとのことだったので、両家両親と私たちと赤ちゃんの7人でお宮参りに行くことになりました。
用意したもの
予約はいらないことを電話で確認していたので、祈祷のお金だけ調べて用意しました。祈祷のコースがあり、それによって料金が設定されていました。私たちは通常の祈祷コースで1万円を納めることにしたので、そのお金を用意しておきました。
次に用意したのは洋服です。うちは男の子だったので紋服?とも思ったのですが、買うと高額です。1回しか使用しないものだし、初夏のお宮参りとなるので・・悩みました。
レンタルも検索したのですが、それでも7~8千円かかります。もう一つの候補であるベビードレスを調べてみると、こちらは5千円前後。
ベビードレスは夏用の物もあるし、他にも着る機会があるかもしれないと思い、ベビードレスを用意しました。白いドレスに帽子と靴下もついて5千円ほどです。男の子ですが着せてみると可愛かったです。パパは黒のスーツ、ママはワンピースを着ることにしました。
そして当日のお宮参りのあとに食事会をすることになり、お宮参りのお祝い御膳のある個室のお店を予約しました。
1人1万円ほどのコースです。お宮参り御膳をしているだけあって、授乳室や赤ちゃん布団も完備されているようなので安心です。
お宮参り当日
さて当日。7月中旬の少し暑い日でしたが、とても良い天気に恵まれました。
神社に集合して、祈祷の料金を払い、祈祷の部屋に案内されました。すると平日だったからか、私たち一組のみの貸し切り。広い神社の広い祈祷室だったので贅沢でした。
通常は外で祈祷するようなのですが、暑かったので室内の祈祷室に案内してくれたようです。時間は15分ほど。祈祷中は父方の祖母が抱っこするのが良いとの指示があり、パパの方のおばあちゃんに抱っこしてもらいました。
息子は起きていたのですが、泣くこともなく静かに祈祷の時間を過ごしてくれました。そして最後にお食い初めの食器セットとお札を頂いて終わりです。両家で写真を撮り、神社を後にしました。
これで息子の健やかな成長を願うことができた!なんだかスッキリ!そして安心した気持ちになりました。両家両親も来てくれて、息子もとても幸せです。お宮参り自体は思っていたよりもあっという間ですが、やはり「やる」ということが大切ですね。
行事を大切に考える
今回息子のお宮参りについて調べて、無事に終えることができ、本当に良かったです。きっと昔はしていたけれど、現在はしていない行事というのは増えてきていると思います。
それでも出来る限り日本の伝統ある行事はきちんと行っていきたいと感じました。行事を通して家族が集まり、息子の成長を見守る。これはとても素敵なことですね。
お宮参りに行くか悩んでいる人、また詳細がわからないという人は参考にしてみてください!