ジメジメする梅雨を乗り切るには?室内の湿気の取り方

梅雨の時期になり、雨が続いて困るのが湿気ですね。湿気が多いと、いくら室温はちょうどよくてもジメジメして不快になりますし、カビなどの原因になります。

数日間だけなら我慢しますが、梅雨は1ヶ月以上続きます。出来れば快適に過ごしたいものです。そこで今回は、湿気を取り除く方法をまとめてみました!

エアコンの除湿機能を使う

エアコンで除湿をすると、すぐに過ごしやすくなります。ドライ機能となっているエアコンもあるかと思います。

ただ、除湿機能を使用すると電気代がかかります。その点がデメリットですが、湿気を上手く取り除くことが出来ずにカビが繁殖してしまったら、自分達の健康被害も気になります。そうなっては元も子もないので、本当に湿度が高い日は上手く使用しましょう。

あと、エアコンの除湿機能には2種類あります。弱冷房除湿と再熱除湿です。弱冷房除湿は、一般的なエアコンについています。湿気を取り除き冷えた空気をそのまま室内に戻します。

そのため湿気を下げ、さらに室内の温度も下がります。字のまま弱い冷房です。温度も湿度も高くて過ごしにくい時に適してます。

再熱除湿は、高級機種に搭載されていることが多く、湿気を取り除き、ある程度空気を温めて過ごしやすい空気にしてから戻します。こちらは湿気を取りたいけど室温は変えたくない時に適してます。

なかには両方の機能を搭載している機種もあるようなので、自分の家のエアコンが、どちらの除湿方法なのかは機種ごとに違うので取扱説明書を見てみるといいですね。

除湿機を使う

こちらも家電製品ですが、エアコンの除湿機能では寒過ぎるときや、洗濯物が乾かない時などはオススメです。

天気が雨で室内干しをしてしまうと、ただでさえジメジメなのに、余計に湿気を高めてしまいます。除湿機は、部屋の湿気を取り除いてくれるだけでなく、洗濯物がカラッと乾きます。

衣類乾燥機能もあるので、洗濯物の真下に置けば、すぐ乾きます。しかし除湿機は、熱い空気を排出するので、室温が高くなる場合もあります。様子を見て使用するようにしましょう。

扇風機や換気扇を使う

いくら外が雨だからと、部屋の換気をしないでいると空気がこもるため、湿気が多くなる原因になります。1日に数回、短時間でいいので、窓を開けたり、換気扇を回すようにしましょう。

そのときに、窓の方や、部屋の上の方に向けて扇風機も回すと、空気が循環するのでオススメです。洗濯物にも扇風機をあてると、乾きも早くなります。

また、押し入れも湿気がこもりやすいので、開けて扇風機をあててくださいね。しかも扇風機や換気扇は、そんなに電気代もかかりません。上手く活用しましょう!

浴室にも注意

お風呂場の湿度も放置してはいけません。節約のために浴槽に水を溜めっぱなしにしていたり、換気をしないままにすると、湿気たっぷりになってしまいます。

窓を開けたりするのはもちろん、もし浴室乾燥機能がある場合は使うようにすると、湿気を抑えられます。

なるべく水槽や観葉植物を置かない

これは湿気対策になりますが、水槽や観葉植物があるご家庭は、注意が必要です。水がはってある水槽や観葉植物は、加湿器の役割をしてしまいます。

特に観葉植物は、水やりをして、その分を吸収し、気孔から水蒸気として放出するため、湿度を上げる原因になるんです。乾燥した時期はいいですが、梅雨の時期だけは置かない方が無難です。

上手く湿気を取り除いて乗り切ろう

梅雨はジメジメするだけでなく、洗濯物も乾かないし、こまめに換気が必要と憂鬱な季節です。でも、湿気は放置してはいけません。

まずは部屋の中で湿気が高くなる原因を作らないようにして、エアコンや扇風機などを活用しつつ、乗り切りましょう!