インターネットなどで気軽に買い物ができるようになってから、私たちの元には商品と共にたくさんの段ボールが届くようになりました。
あなたはこの段ボールをすぐに捨てていませんか?確かに畳んだとしてもかなり嵩張るものなので管理に困るという意見もありますが、子ども達に段ボールを見せれば表情はキラキラと輝きます。
また意外と収納に利用できたり、屋外遊びに使えたりと用途は様々です。せっかく段ボールが家にあるのであればすぐに捨てるのではなく、ぜひ色々と活用して楽しみましょう。
お店屋さんごっこ
段ボールを開いてから折り目などで立てて壁の隅に置くと、カウンター風の台が出来上がります。そこ紙皿などを載せて子どもと一緒に作った折り紙や家にあるおもちゃを並べるだけで、お店屋さんごっこができます。
部屋の隅に置くので店員役に人は段ボールの内側に入り、本物のお店風に対応できます。また段ボールに切れ目を入れるだけなので手間もまったくかからず、その後も折り畳めるので後処理にも困りません。
段ボールトンネル
段ボールがいくつもある、という方には段ボールトンネルがおすすめです。段ボールトンネルといっても難しいものではなく、蓋も底も開けた段ボールをつなげて子どもがその中を通るようにするというだけなのですが、子どもはその狭い空間をハイハイなどで通り抜けるという少しのスリルと面白さが大好きです。
7か月ほどでハイハイできるようになった赤ちゃんでも、いないいないばぁの延長として遊べますね。またスペースがあったり余裕がある時は、段ボール迷路にアレンジすると年齢が高めの子どもでも楽しめます。
子どもと一緒に楽しみながら作るのもよいですね。雨で外出できない日などにはもってこいの遊びです。
段ボールそり
大きめの公園や芝生の山がある公園で段ボールそりをしたことはありますか?子どもは芝の上を転がるのが大好きですが、段ボールそりなら服も汚れにくいですし滑るスピードも上がってスリル満点です。
段ボールをお尻に敷いて滑るだけなので3歳くらいからできますが、心配であれば段ボールに穴をあけて紐を通し、持ち手をつけてもよいでしょう。遊具がない場所でも体全体を使って十分に楽しめます。
キャタピラごっこ
大きめの段ボールの中に入ってごろごろと転がるだけなのですが、その様子が重機のキャタピラにそっくりなのでキャタピラごっこと我が家では呼んでいます。
キャタピラ役の子はあまり周りが見えないので、周囲のみんなはそのキャタピラに捕まらないように逃げ回るという遊びです。
ごろごろ転がるのも面白いですし、それから逃げ回るのも面白いので子ども達にはとても人気のある遊びです。
特大かるた
段ボールをA4サイズにたくさん切って、裏面に塗り絵のコピーなどを同じ絵柄2枚ずつ用意します。
A4サイズに切った段ボールに貼り付ければ特大かるたの完成です。大きめに作ることで飛び散りにくく、迫力があります。幼稚園のお楽しみ会など大人数で遊ぶ時におススメの遊びです。
連結機能付き列車ごっこ
これはお馴染みの遊びかもしれませんが、段ボールの中に入って列車ごっこをするだけでも子ども達は喜びます。これをさらに盛り上げるのが100均で売っている強力磁石です。
これを2つの段ボールの連結部分に張り付けるだけで、本当に連結することができるので子ども達は大興奮です。
段ボールを列車のようにデコレーションするのは意外と大変ですが、この連結用の磁石をつけるだけならほとんど手間いらずなのに遊び方の幅が広がり楽しめるので、ぜひ試してみてください。
可能性は無限大
段ボールは子どもにとっては宝箱のようにいろいろなおもちゃに変身する魅力があります。大人にとっては嵩張るものなのですぐに処分したくなってしまいますが、一度一緒に遊んでみると大人もとても楽しめるはず。
段ボールなので落書きもし放題ですし、ただ段ボールを与えて子どもの好きなように遊ばせてみるのもどのように使うのか興味深いですよね。
手軽に手に入れることのできる素材だからこそ、遊びも発展しやすくなります。ぜひこの段ボールを使い、子どもと一緒に発想力を高めましょう。