ママは大変です。慣れない育児に、増える家事、行政の手続きや義実家への対応、さらに自分の両親へのフォローなどやらなければいけないことは山ずみです。しかし、目の前にある問題ややるべきこをこなしながら虚しさを感じているママも少なくはありません。
これをやっても誰も認めてくれない、私には何も得が無い、私ばかりが損をしているような気がする、そんな思いから、子育てや家事をこなしているのに達成感を得られないと感じているのではないでしょうか?
そこで今回は、子育てママに実践してほしい自分を褒める習慣をご紹介しましょう。
誰も見ていないことこそ褒めてあげる
特に日中のことは誰も見ていないですから、他人に褒めてもらうのは難しいですよね。
赤ちゃんがしゃべることができればいいのですが、それも難しいですし帰宅したパパに報告をしたとしても「だから?」と言われてしまっては、悲しくなってしまいます。だったら自分で自分をたくさん褒めてあげる習慣をつけましょう。
「今日の家事はスムーズにできた!私って偉い!」「赤ちゃんのお世話をトラブルなくできた!私って天才!」など、小さなことから大きなことまで、何でもいいですからたくさん褒めてあげる習慣をつけましょう。
ここで大切なのが、自分で声に出して褒めてあげることです。誰も聞いていないのに、声を出すなんてと感じる方も騙されたと思って声を出してみましょう。きっと心が軽くなるのがわかるはずです。
嫌味を言われるたびに自分を褒める
子育てをしていると、姑の嫌味や、親の心無い言葉、さらには周囲の評価などさまざまな嫌なことに出くわします。
自分は自分なりに一生懸命子育てをしているのに、それを全否定されているような気持になって心が折れそうになっていませんか?
さらに追い打ちをかけるのが、パパの理解の無さです。一生懸命嫌だったことや悩みを訴えているのに、どこ吹く風で、全く話を聞いてくれないどころか、考え過ぎだとなだめられる始末。自分には味方がいないのか?そんな疑心暗鬼に陥り気持ちは非常にわかります。
そんな時は、今の状況に耐える自分をとことん褒めてあげましょう。誰も理解してくれなくても、子供を育てている私は偉い。好き勝手に言われているのに、言い返すことなくニコニコして耐える私は偉いとたくさん褒めてあげてください。
本当は誰かが褒めてあげないといけないのですが、褒めてくれる相手がいないと自分の頑張りが無駄に思えてしまう。しかしそんなことはありません。あなたが必死に耐えているのはわかります。だからせめて自分で自分を褒めてあげましょう。
子育ては当たり前ではないと理解する
母親だからできて当たり前、母親だから我慢をして当たり前、母親だから、母親だから、母親だから。世間ではそんな風潮が残っていますが、母親だからと何でもかんでもあきらめないといけないのでしょうか?
母親だって疲れてしまいますし、育児を投げ出したくなるときだってあります。だって人間ですから。人間なのですからできて当たり前なんてことはないのです。
子育てをしているママは偉いですし、自分のことをあきらめて子供のために時間と体力を消費するママは素晴らしいのです。それをしっかりと理解して、子育てを当たり前だと思わずに、頑張ったならば素直に褒めてあげるようにしましょう。
ママでも自分を大切にしてあげよう
ママになると自己犠牲を強いられる場面が多々あるので、自分を大切にするのを忘れてしまいがちです。しかし、ママが元気だからこそ子供も健やかに育ちます。
精神的な安定のためにも、ぜひ自分のことを褒めてあげる習慣をつけてあげましょう。