保育園に通わせているママの意見はよく聞きますが、子供の面倒を見てくれている保育園の先生の本音を聞く機会はあまりありませんよね。
実際に保育園に子供を預けているママが何気なしにしていたあんな行動が、保育園の先生を困らせる行動になっている可能性があります。
働くママのために、一生懸命働いてくれている先生のために困らせていた行動を知って改善するように努めましょう。
お迎え時間の遅れを連絡しない
働いていると急な残業でお迎えが遅れてしまうのはよくあることです。しかし、保育園の先生はママ達がお迎えにくる時間に合わせてスケジュールを組み、子供達の相手をしています。そのため、急な残業でお迎え時間が遅れることを連絡してくれない保護者には頭を悩ませています。
残業が入ったならまずは保育園に連絡をし、どれくらいに迎えに行けるという最低限の連絡をするように努めましょう。忙しいのもわかりますが、保育園の先生だって忙しいのを理解してください。
提出物を出さない
保育園には様々な提出物があります。その提出物を期限内に出さないママが非常に多く、連絡帳に書いても返事ないママに困っている先生が後を絶ちません。
保育園の場合はお迎え時間が決まっていないので、直接言おうと思ってもなかなか難しいのも悩ませる種です。
提出物を決まった期間に出すのは社会人としても当然のことです。決められた書類や期限は仕事以外でも守るように心掛けましょう。
園で借りたものを返さない
保育園は過ごす時間が長いため、服のストックがなくなったりオムツのストックがなくなったりすることがあります。その場合は保育園が貸し出しをしてくれますが、その貸し出したものを返さないママも存在しています。
特に多いのがオムツです。オムツは消耗品ですから、忘れてしまうママも多いでしょうが、中にはオムツをわざと返さないママも存在しています。
そのような行動で先生を困らせないためにも、園で借りたものはしっかりと忘れずに帰すように心がけましょう。
保育園に何でも任せるママ
トイレトレーニング、お箸トレーニング、あいさつや、身に着けるべきマナーなど幼少期にはやらなければいけないことはたくさんあります。そのトレーニングやマナーを家庭で教える努力をせずに園任せにするママも困ります。
特に園でパンツをはいて過ごしている子供でも、家に帰ってオムツにされていてはなかなか進みません。お仕事が大変で、そこまで手が回らない、疲れているのだからゆっくりさせてという気持ちは痛いほどわかりますが、全てを園任せにするのではなく、自宅でもトレーニングをする努力を心掛けましょう。
すべてを園のせいにする
周囲の子はできているのに、自分の子供ができないのは保育園のせいだ!そんな歪んだ考えを持つママも先生を困らせる要因です。
高い保育料を払っているのだから、これくらいやってくれて当然という考えや、一日の多くを保育園で過ごしているのだから先生の指導不足だという間違った認識をしているママ達は意外にも多く存在します。
しかし、子供を育てるのは保育園ではなく親です。家に帰ってからどのように育児をするかにもよって違いはでますし、そもそも同じように集団行動をしていて一人だけできていないのは家での子育てに問題がある可能性も否定はできません。
何か気になることがあるなら、園のせいにするのではなく、園に相談をするようにしましょう。
気持ちよく保育園を利用するためにできること
保育園は働くママにとって大変ありがたい制度ですよね。しかし保育園の先生に頼り切るのはよくありません。
保育園はあくまでも育児のサポートであり、育児をするのはやはりママとパパです。その気持ちを忘れずに保育園と保護者の関係をより良いものにできるよう心がけましょう。