夏休みの宿題で、厄介なのが読書感想文ですよね。子供はあっけらかんとしているのに対してママたちのほうがどうしようか頭を悩ませてしまうのもです。
そんな読書感想文の書き方ノウハウやはめ込み式で読書感想文が作成できるものを載せてみました。
本選びをしよう
まず、とても重要になってくるのがこの本選びです。どんな本が良いのか?どんな本を選ばせてあげたら良いのでしょうか?読書感想文には二種類あり、自由作文と課題作文があります。
自由作文を作成の際は、こどもが興味を持つもの、字が大きく読みやすいもの、そして、長いと飽きてしまうのでなるべく本は薄めのものがおススメです。
課題作文は、その時その時によって指定された本が何冊かありますのでその中からこどもが興味を持つものを選んであげるといいです。本を読む時は、低学年のうちは親子で読むと飽きずに最後まで読み進めることができますよ。
本の内容を4つに分けてみよう
次に本を読み終わったら、本の内容を4つに分けて見ましょう。何をどのように4つに分けたら良いのかと言いますと、①全体の紹介として、なぜ、その本を読もうとしたのか。
次に②ストーリーのあらすじを簡単にまとめる。これは低学年のうちはちょっと難しいところがありますので、親と一緒に簡単にやって見ましょう。
③子供が興味を持ったことや読んでて楽しかったこと。例えば、主人公のこんな会話が面白かったなどでいいです。
そして、最後に④もし、自分がこのストーリーの中に入ったらどうする?もしくは、このストーリーを読んで、お子さんだったらどうした?と、聞いてあげてください。これで、本の内容を4つにすることが簡単にできます。
はめ込んでみよう
先ほどの4つに分けたものをはめ込んで行きましょう。ぼくは(わたしは)、『本のタイトル』をよよみました。読んだきっかけは、[①をあてはめる]だからです。
この本は、[②をあてはめる]というおはなしで、中でもきょうみを持ったのは、(または、おもしろかったのは、)[③をあてはめる]というばめんです。どうしてかというと、[③はなぜそうに思ったのか]からです。
ぼくは(わたしは)、この話を読んで[④をあてはめる]これで出来上がりです。
親子で一緒に達成しよう
読書感想文は、授業で習うことがなく、どのように進めたら良いのかわからないものですよね。今は、学校でも書けるようにするためのはめ込み式の用紙の配布もありますが、これも低学年のお子さんにはまだ、理解するのには難しいものだったりします。
低学年のお子さんをお持ちのお母さんたちは、親子で一緒にやってあげることで、子供との絆も深まったり、子供自身が今後の国語への意識が強まったりするのです。
国語の理解力が向上するということは、どの教科についても理解が深まるものなので良いことばかりですね。
まずは本の楽しさを
読書感想文というと、とても難しく思いますが、低学年のうちは大まかに書いても達成したことに意味を持たせてあげましょう。
そして、なによりも本が嫌いになってしまっては元も子もないないですよね。お子さんが本を好きになってくれるようにサポートしてあげてください。