妊娠をしたら多くの人が使うマタニティマーク。妊娠していることを知らせる大切な目印ですし、公共機関を使う時や公共の場に出るときは必ずつけるという妊婦さんも多いでしょうが、最近はマタニティマークをあえてつけない妊婦さんも少なくないのをご存知ですか?
マタニティマークをあえてつけない理由とは何でしょう?今回はマタニティマークがもたらした意外なトラブルをご紹介します。
妊婦というだけで周囲の人に嫌な顔をされる
妊婦様という言葉をご存知ですか?一部のマナーがない妊婦が「私は妊婦だから特別扱いを受けて当たり前」という態度を取り、周囲の人のことも考えず好き勝手にしていることから生まれた言葉です。この妊婦様達によって、妊婦であるというだけで嫌な気持ちになる人が残念ながら存在します。
実際に妊婦に嫌な気持ちになった人は、妊婦様の身勝手な態度により迷惑をこうむったことがある人たちが多いです。
「電車で足を踏まれたのに謝らなかった」「満員電車の中で妊婦だから触るなと怒鳴られた」「ファミレスの喫煙席で妊婦だから近くでタバコを吸うなと理不尽なことを言われた」など、聞いていて唖然とするようなことばかりです。
そのようなトラブルに巻き込まれた人からすれば、近くにマタニティマークを付けた人がいたら思わず身構えてしまいますし、人によっては舌打ちをするかもしれません。
そのような周囲の人の態度に、マナーをしっかり守っている妊婦さんが嫌な気持ちになってしまいマタニティマークをあえてつけなくなってしまうのです。
会社に妊娠しているのを隠している
妊娠初期の場合、妊娠しているのをまだ会社に伝えておらずバレないようにマタニティマークをあえてつけない人もます。
妊娠初期は流産の危険性も高いですし仕事をまだ続けたいと思っているなら、あえて妊娠をしていることを伝えないという方もいらっしゃるでしょう。マタニティマークは妊娠初期には付けずに安定期に入って会社に報告をしてからと考えている方もいらっしゃるでしょう。
しかし、マタニティマークは妊娠初期のお腹が目立たない時こそ大活躍するアイテムです。マタニティマークを会社で見せたくないという方もせめて通勤中はつけて、会社に着く前に直すようにしてみてはいかがでしょうか?
マタニティマークを付けてもつけなくても一緒
マタニティマークを付けることで得られるメリットが感じないという方も中にはいらっしいます。マタニティマークを付けていると周りの人が優先座席を譲ってくれたり、何かと気を使ってくれたりするので大変ありがたいアイテムなのですが、マタニティマークを付けていても特にそのような経験がないという方もいます。
そのような方は「別に付けていなくてもメリットないし付けるのが面倒」だと感じてしまうのかもしれませんね。
しかし、マタニティマークを付けていれば何かあった時に「妊娠をしている」ということが周りの人に人目で分かってもらえますし、今はマタニティマークを付けているメリットを感じられなくてもこれから先、メリットを得られるかもしれません。妊娠をしているならめんどくさがらずに、マタニティマークを付けるようにしましょう。
マタニティマークを付けお腹の子を守ろう
マタニティマークを付けることでトラブルに巻き込まれたり嫌な思いをしたりする人もいるでしょうが、マタニティマークを付けている人を見たら普通は気を使いますし何かと優先して物事を進めてあげようという気になります。
しかし、妊婦の皆様はその優先してもらえる、気を使ってもらえるのが当たり前と思うような妊婦様にならないように気を使いましょう。世の中は人々のやさしさで成り立っています。その優しさにしっかりと感謝をするように心がけましょう。