五月の大型連休中に男の子の祝い事のこどもの日があります。こどもの日といったらこいのぼりを思い浮かべる人もたくさんいると思います。
男の子のお子様がいるうちでは子どものために飾ってあげたと思う人もいますが、室内ですと大きいのは飾れなかったり、値段もいまいち検討がつきにくいものです。今回はそのこいのぼりをピックアップしてみました。
こいのぼりの由来
そもそもこいのぼりを子どもの節句にあげるのは不思議なことですね。なんでこいのぼりをあげるようになったのかというと、それは江戸時代頃にさかのぼります。
中国から伝わってきたお話が元で、ある川をたくさんの魚たちがの登ろうとしたけれど、鯉だけが登りきり竜になれたことから、男の子が生まれたらこの鯉のように立派になって欲しいという願いをこめてこいのぼりをあげるようになりました。日本では武家の家庭のみ上げていたのですが段々と庶民にも伝わって行ったそうです。
また、最初は鯉ではなく、吹流しがあげられていました。この吹流しですが、現代では両家の家紋をいれたり子どもの名前を入れていましたが、子どもの名前は防犯上今は書かないものが増えてきています。
こいのぼりの大きさ
こいのぼりはさまざまなタイプがあります。室内用から大きいものでは皆さんも目にしたことある室外用です。大きさなどを細かく見て行きましょう。大まかに分けて4種類のこいのぼりのおおきさがあります。
まず小さいものですと室内用になります。これはおよそ1mほどのものが飾りやすく一番売られている大きさです。次にベランダ用です。これは1.2m~2mほどのものが主流です。付属としてベランダの手すりに取り付けできる手すり用金具を使うと簡単に取り付けできます。
続いて屋外のスタンドタイプでは1.5m~4mのものがあります。さらに広い敷地に優雅に鯉を泳がせるタイプの一番大きいサイズの3m~10mのタイプがあります。この特大サイズはポールでの使用になってきます。どこにこいのぼりを飾るかによってその大きさを決めてみてください。
こいのぼりの値段
飾る場所によって大きさが決まったら値段が気になってきますね。では、またサイズ別に値段を紹介していきます。室内ようですと値段は3000円~10万ほどになります。
あまり安すぎるとお祝いごとなのに子どもがかわいそうという考えからおよそ2~3万円ほどの4匹ほどこいのぼりが飾られているものの購入が多いようです。
次にベランダ用ですが、値段はおおよそ1万~10万円くらいになります。吹流しを含め4匹の金具・矢車・ロープセットのものが購入しやすく3万前後のものがよく売れています。
中型サイズのスタンドタイプの値段は、一匹5千円ほどのものから2万円ほどのもので、吹流しも含め4匹の購入でおよそ5万円ほどになります。これ以外にもスタンドなどをそろえなくてはいけないためセット品で5万円ほどのものが人気です。
最後に一番大きなタイプのものですが、これも個別で購入すると5千円~10万円ほどするので、全部ポールや鯉のぼり5匹セットでの購入でおよそ10万円ほどのものの購入が一番人気になっています。
耐用年数やデザイン
生地は、値段によって変わってきますが、ナイロン製のもので1~3年が目安になります。ポリエステルのものですと5年ほどもつようです。
子どもの年齢にあわせて飾ってあげたい期間で選ぶといいですね。デザインは様々なものがあります。鯉の色も様々なものがありますが、かっこいい顔のものから愛嬌のある顔のものもあります。
そして、スタンダードな色に対して金箔入りのもの、金太郎の絵が入っているものもあるのです。色々あって悩んでしまいますね。
男の子の成長を祝ってあげよう
初節句になる子どもはまだ分からないけれど、これからの健やかな成長を願って親御さんは素敵なお祝いにしてあげたいですよね。
年々こいのぼりを飾る家が少なくなってきましたが、こいのぼりを見るとこどもは大喜びです。その家庭にあったものを選んであげ、子どもの大人も素敵な思い出になるお節句を迎えてください。