おむつは外れたのにいつまでたってもおねしょが治らない。おねしょが続くと子供自身も傷ついていますし、おねしょされた布団の処理にママも困ってしまいます。
つい、叱って治ることではないと分かっていても、「またしたの?!」と強く言ってしまい自己嫌悪に陥るなんてことも…。
膀胱の成長はかなり個人差があり、ただ成長を待つしかないという部分もあるのですが、子供のおねしょに悩んだ時に試してみたいおねしょ対策お教えします。おねしょはいつか終わります。広い心で受け止めてあげましょう。
寝る前の水分を控えめに
おねしょは寝ている間に膀胱におしっこがためておけないために起こります。これは子供の膀胱がまだ小さく成長していないということもありますが、水分の摂取量が多いことでも起こります。そのため夜寝る前に摂る水分を控えめにすることで、おねしょをしなくなるということがあります。
お風呂上りには喉が渇くことが多く、水分をがぶがぶと摂り過ぎていませんか?まずは、そこを見直し夜間の水分を控えめにすることから始めてみましょう。
身体の中の水分が減ることになるので、おしっこの原料が減ることに、おねしょが改善されるかもしれませんよ。
寝る前におしっこ
子供が眠くなったらチャンス!今のうちにさっさと寝かせてしまおう!とトイレに行かせず眠ってしまうことってありますよね。
子供が寝そうなタイミングを逃してしまうと、寝かしつけに苦労してしまいますし、子供が早く寝ると夜の自由な時間が増えますから、ついついそうなってしまう気持ちも分かります。しかし、おねしょで悩んでいる時には、寝る前にトイレに行きおしっこを済ませることを習慣づけましょう。
子供がおしっこでないと言ってもとりあえずトイレに座ることが肝心です。寝る前のおしっこをきっちりと習慣づけ、膀胱を空っぽにしてから寝るようにしましょう。
スキンシップをたっぷり
以前はおねしょをしなかったのに最近するようになったという場合には、少し精神状態が不安定なことが考えられます。
以前はおねしょをしなかったことから、膀胱の大きさは一晩分のおしっこをためられるだけ育っていることが考えられます。それなのにおねしょをするようになったというのは、心の面が影響しているということもあるのです。
子供の心を安定させるのにいいのが、十分なスキンシップを取るということです。子供との時間が少なくなってしまっても、ぎゅっと抱きしめてあげたり、子供の話を聞いてあげる時間を取ったりして、子供の心を安定させてあげましょう。
夜だけおむつ
おねしょを繰り返してしまう場合には、夜だけおむつにするというのも一つの手です。朝起きておねしょをしているというのは、親もがっかりしますが、子供にも失敗したという印象が強く残ってしまい、心の傷となってしまうことがあるのです。
おねしょを繰り返すことで、全てに対して自信がなくなってしまうということも起こりうるのです。そんな悲しい事態にならないためにも夜はおむつにすることで、親と子の心の安定を図りましょう。
親も子も安心して眠れるようになりますよ。膀胱が成長すれば、朝起きてもおむつが濡れていないということが続き、おむつを外せるでしょう。
おねしょ広い心で受け止めよう
いかがでしたか?おねしょはされるとシーツを選択したり、布団を干したりすることが必要になり、手間もかかってしまいます。できればしてほしくないおねしょですが、させないためには、寝る前の水分を控えたり、寝る前にトイレに行くようにしたりといった対策を取ってみましょう。
そして、スキンシップによる心の安定を図ること、時には夜だけおむつを穿かせるようにすること、などをして親にも子にもストレスがかからないようにしながら、乗り越えていきましょう。
おねしょは一生続くものではありません。子供の成長を待ちましょう。