子供のことが可愛いのはもちろんですが、あまりにも可愛すぎて過保護になっているママは多いのではないでしょうか?
過保護すぎるのは子供の自立を邪魔する、過干渉は子供に嫌われる原因になる。そんなことは分かっていてもやめられない!過保護すぎるとはわかっていても気になってしまう。そんなママの特徴と対処法をご紹介しましょう。
子供をいつまでも赤ちゃんと同じような感覚で見ている
生まれた時から毎日見ている子供ですから、ママにとってはいつまでも子供のままという印象でしょうが、子供自身は毎日毎日少しずつ大人になっていっていきます。
一人では何もできなかった子供は、気が付けば一人で食事も着替えもトイレもお風呂も入れるようになって、親が知らない人間関係や友人関係を築いている。そんな子供の目まぐるしい成長に対して、ママのほうがついていけてないのではないでしょうか?
ママがいなければ何もできないのではないだろうか?ママがやってあげなかったら失敗をするのではないだろうか?そんな思いから思わず過保護になってしまうのです。しかし、それではいつまでたっても子供は成長しません。
ある程度の年齢になったら一人で何でもできるようになりますし、させてあげるべきなのです。親の過度な干渉、過保護は子供にも悪影響を及ぼしますので、いつまでも赤ちゃんのように何でもしてあげるのではなく、少しずつ一人で出来るようにサポートしてあげるようにしましょう。
子供を信じられていない
子供に対して以上に過保護の人は、子供を信じていないという解釈もできます。子供を信じていれば、必要以上に心配になったり、必要以上に縛り付けたり、必要以上に子供の友人関係などに首を突っ込み干渉しようとしないはずです。
自分の知らないところで子供が何かをしたらどうしよう?何か問題を起こしたらどうしよう?危ないところにいったらどうしよう?そんな思いから子供に対して過保護になってしまいます。
もちろん、子供のことを心配するのは親として当然の気持ちですし、子供のことが心配にならない親はいないでしょう。しかし、心配してばかりいても子供のためにはなりません。そして、そのようなあまりにも過保護な扱いを受けた子供は逆に親に反発したくなります。
ここは、グッと我慢して子供を信じるということを実行してみてはいかがでしょう?子供を信じられない親になるのではなく、子供のことを誰よりも信じられる素敵なママになりましょう。
自分も過保護に育てられた
自分も過保護に育てられたママは、自分の子供に対しても過保護になってしまう傾向にあります。何をさせるにしても、ママがやってあげる、ママが解決してあげるといって、子供同士の問題ですら過干渉になってしまいがちです。
そんなママは過去に自分もそのようにして育ててもらったので、それが別に悪いことだとも思っていません。しかし、過保護に育てられた子供はいざという時に何もできない大人になります。ご自身で考えてみましょう。
誰かにしてもらわないとできないことが多くないですか?誰かが助けてくれて当たり前だと思っていませんか?今、あなた自身は何もできない大人でも困ることはないような環境で生活できているかもしれませんが、あなたの子供もそのような恵まれた環境で生活できるとは限りません。
今からでも遅くはないので、過保護に育ててもいいですが、ある程度突き放すような態度を取ることも考えてみてはいかがでしょうか?
過保護は愛情の証ではあるが、ほどほどに
過保護になるということは、子供に対して愛情が深いということでもあります。何かがあったら大変、危険なところに行ったらどうしよう。
そんなママの気持ちも痛いほどわかりますが、あまりにも過度な過保護は子供の成長にも悪影響を及ぼします。自立をするのは子供が大人になるためには大切なことです。たまには突き放すのも愛情だと思って、勇気を出して実行してみましょう。