退院してくるといよいよ家族と同じ家での生活になってきます。でも、あかちゃんが来る前には様々な準備が大切です。
お部屋作りから赤ちゃんの眠れる環境づくり、衣類のノウハウを妊婦のころから知っておくとおうちにやってきた赤ちゃんとも上手に接することが出来るようになります。
環境のよいお部屋作り
生まれたての赤ちゃんは寝ていることおおいのです。ですので、いい環境のお部屋作りをしてあげましょう。部屋はなるべく南向きであ明るく風通しの良い部屋で外部から風邪などをうつされないように人の出入りの少ない場所を選びましょう。
直射日光や直接風が当たらないように注意してください。室内の温度は18~22℃が良く、冬でも10℃以下にならないようにしてください。室温は50~70%位が適当です。
気持のよい寝床にしてげよう
新生児は寝ている時間は一日の多くの時間を占めます。どのような寝床にしてあげたら赤ちゃんにとって安心した環境になるのでしょうか。
ふわふわしすぎるマットレスや厚い敷布団は赤ちゃんの姿勢を悪くしたり、寝返りをうつようになった際に窒息の危険が伴います。ですので、やや固めのほうが望ましいです。布団など(寝具)はなつべく日光に当てておきましょう。
湯たんぽをする場合は、お湯の温度を60度位にして、布に包んでから体から少し離したところに置きます。電気毛布の使用は寝具を暖める目的で使い、赤ちゃんを寝かせながらの使用は控えてください。お母さんの横に寝かせると、赤ちゃんは暖かいのと安心感でゆったりと眠りにつくことができます。
衣服とおむつのあれこれ
お風呂に入っているとき以外は衣服やオムツを常時身に着けていることになります。それは、大人と同じですね。ですが新生児はとてもデリケートで大人では予想もしないことから肌疾患の原因になることもあります。
衣服はできるだけ薄着の習慣をつけてください。厚着の癖をつけると、温度の変化に順応する能力がなくなってしまし寒さに弱い子になってしまいます。
保温には十分注意し、気温の変気に従ってこまめに調節してあげてください。一日に一回は必ず着替えをさせてあげてください。
特に肌着は汗をかいたときにはあせもの予防から2~3回着替えをさせてあげることも大切です。洗濯の際は十分にすすぎを行い、柔軟剤や漂白剤は使いすぎないようにしてください。
また、オムツの交換は頻繁にしてあげましょう。うんちをしたら良く拭いてあげ、おしりを乾燥させてからオムツをはかせることによってかぶれを予防できます。パウダーは皮膚呼吸の妨げになることもあるので使用するときは、少量で余分な粉は落としてください。
清潔と感染予防
新生児の病気感染を気をつけるために以下のことのに気をつけてください。赤ちゃんの世話をする前は必ず手を洗ってください。そして、風邪を引いている人や下痢をしている人、また、化膿した傷を持っている人にはなるべく赤ちゃんに近づかないようにしてください。
風邪を引いているときはマスクを着用しましょう。皮膚を常に清潔に保ち、寝具、衣類等の清潔に心がけます。オムツが替えをした際もこまめに手を洗ってください。部屋の換気を時々してあげ、赤ちゃんに触れる人は爪を短く切るようにしてください。
清潔な環境は出産前に準備しておきましょう
新生児の赤ちゃんからしたらちょっとしたことが病気の原因につながってしまう事があります。まだ、きちんとした抗体がないためです。
寝ている時間の多い赤ちゃんのお部屋環境はとても大切で、赤ちゃん自身がリラックスできるようにしてあげるとベストです。
出産前に一度環境づくりをしておくと病院から帰ってきたときに慌てることなく赤ちゃんとの生活をすることができます。