子育てをしていると、そんな言葉どこで覚えてきたの?というような言葉を口にすることってありませんか?まだ小さいというのに、「うぜー」や「てめー」というような汚い言葉を話し出すこともあるかと思います。
子供の言葉遣いを直すために、親はどのような言い方をすればいいのでしょうか?子供の言葉遣いの治し方と、言葉遣いが酷くならないようにする予防法について紹介していきます。
子供の言葉遣いを直す方法1.自分の言葉を改める
子供の言葉遣いを直す方法の1つ目は、自分の言葉を見直してみるということです。子供が言葉を覚えるのは、家の中か幼稚園や学校のどれかです。この中にそのような言葉の使い方をしている人がいるということです。
もしかしたら、怒った時に自分が汚い言葉遣いで話してしまってはいませんか?無意識のうちに、子供は親の言葉を真似している可能性が高いです。
もし、子供が自分の言葉を真似しているかもしれないと思ったら、自分も意識して言葉遣いを気をつけるようにしましょう。
普段気をつけていても、怒った時だけ言葉が汚くなってしまうような人もいます。そんな時は起こった時こそ冷静になるように心がけて、常に言葉遣いを意識しましょう。
子供の言葉遣いを直す方法2.言葉の意味を教える
子供の言葉遣いを直す方法の2つ目は、言葉の意味をしっかりと教えるということです。子供に嫌がられても、しっかりと言葉の意味を説明しましょう。
例えば、「うぜー」と言ってきた場合、子供はそれほど意味を深く考えずに、友達が使っているから何となく使っていることが多いです。
そのまま「そんな言葉使わない!」とだけ叱るよりも、しっかりと目と目を見て話し合う機会を設けましょう。「うぜー」という言葉は、「うるさい」という言葉を汚くした言い方です。
なぜうるさいのか、なぜうるさいと感じたのか、しっかりと聞いてみましょう。そして、自分がもしも「うぜー」と口にしたら、その言葉を聞いていた人が真似をして自分に対して「うぜー」というかもしれない、そうされたら自分はどう思うのか、真剣に考える機会を作ってみましょう。
言葉の意味や、他人にかけてはいけない言葉の判断方法などをしっかりと教えてあげましょう。
子供の言葉遣いを直す方法3.本気で叱る
子供の言葉遣いを直す方法の2つ目は、本気で叱るという方法です。普段なかなか怒らないような母親でも、いざという時はメリハリをつけて叱る事も重要です。言葉は言霊といわれるように、自分の口から出した言葉は、自分にかえってくるものです。
だからこそ、言葉遣いが悪い子供に対しては本気で叱ってもいいことです。他人の気持ちを考えるチャンスにもなるので、普段からあまり怒っていないような人でもこの時はしっかりといった方が良いです。
性格だけは個性と言えますが、言葉遣いは個性ではなく育ちの悪さです。こういう時こそ、自分の気持ちをしっかりと子供に伝えましょう。
子供の言葉遣いが悪くならないためには
子供の言葉遣いを悪くしないためには、どのようなことをすればいいのでしょうか。まず、大切なのは毎日ちゃんと話すということです。毎日話す機会を設けることで、子供の言葉の変化を感じ取ることができます。
他には、自分の気持ちは正直に伝えるということを常に教えていくべきです。思っていないことを言ってはいけないこと、素直な気持ちを伝えることについてしっかりと教えていけば、言葉遣いが悪くなるケースは少なくなるはずです。
子供の言葉遣いは早めに直そう
子供の言葉遣いについて紹介してきました。子供はあらゆる場所で影響を受けています。子供のうちに言葉遣いにしっかりと気をつけていかないと、永遠に口の悪い人間になってしまいます。
子供の育ちの悪さが露呈することにもなりますので、なるべく早いうちに子供の言葉遣いに気づいて、見直す機会を作ってあげましょう。