上の子を兄弟の面倒をしっかり見る子供に育てるには?

2人目、3人目と子供が生まれてくると、お母さんの負担は増えていきます。そんな時頼りにしたいのが上の子ですよね。

面倒見のいい子供に育てたいと思っている人は少なくないはずです。しっかりと下の子の面倒を見てくれる良いお兄さんお姉さんになってくれるような子供に育てるための接し方について紹介していきます。

上の子への接し方1.やらせてあげる

上の子への接し方1つ目は、お手伝いをやらせてあげるということです。きっと赤ちゃんが生まれて、上の子は興味津々なはずです。

まずは一緒に赤ちゃんのお世話をしてみましょう。下の子に付きっ切りになっているお母さんのそばを離れないはずですから、それを利用して何かをお願いしてみましょう。

まずは何か必要なものを持ってきてもらったり、哺乳瓶で一緒にミルクを飲ませてあげたりすることです。簡単なことから一緒にやらせてあげることによって、積極的に自分から面倒を見るようになってくるはずです。

子供がやりたい!と言ってきたら、出来る範囲のことをやらせてあげることで自分はお姉さんお兄さんになったという実感を持てるはずです。

上の子への接し方2.褒めてあげる

上の子への接し方の2つ目は、とにかく褒めてあげるということです。小さなことでも赤ちゃんのお世話を手伝ってくれたら、十分に褒めてあげるようにしましょう。

どうしても赤ちゃんが生まれると、愛情を感じにくくなっている可能性がありますが、お手伝いをしてくれたということに対してしっかりと感謝してあげることで愛情を感じ取ることができます。

子供はお母さんに褒められることをとても喜びます。子供なりに今は赤ちゃんのお世話で忙しいということがわかっているので、お母さんの役に立てたと感じることができれば、積極的に面倒を見るようになっていきます。

上の子への接し方3.必ず甘えさせてあげる

上の子への接し方の3つ目は、必ず甘えさせてあげるということです。どうしても生まれたばかりの赤ちゃんがいると、上の子を構う余裕がなくなってしまいますよね。そして、親としても上の子は少しくらい構わなくてもわかってくれるはず、と思い込んでしまいがちです。

しかし、上の子もまだまだお母さんに甘えたい年頃です。なかなかかまってあげられなくても、1日に1回は上の子だけの時間を取ってあげましょう。そうすることで、子供の愛情不足を予防することができます。

子供はきっと寂しいのを一生懸命我慢しているはずです。だからこそ、1日のうち少しでも、向き合ってあげることで、下の子に嫉妬することなく面倒見のいい子供に育ってくれます。

これは厳禁!上の子に言ってはいけない言葉

下の子の面倒で忙しくなると、どうしても上の子に対しての接し方がおろそかになってしまいます。その中で気を付けなくてはいけない言葉は、「お兄ちゃん、お姉ちゃんなんだから」という言葉です。

これは、親の都合でしかありません。子供にとっては、知らない間にお兄ちゃんお姉ちゃんになったも同然です。この言葉は絶対に上の子に対して言わないようにしましょう。

そして、我慢していることに対してのありがとうは言ってはいけません。寂しいのを我慢していることに対して感謝されてしまったら、これからも我慢する必要があると感じ取ってしまいます。

下の子ばかりになってしまいがちでも、上の子のことをしっかりと考えてあげるようにしましょう。

上の子にも愛情を注げば面倒見が良くなる

上の子を面倒見のいい子供に育てる方法について紹介していきました。どうしても赤ちゃんがいる環境だと、上の子に構う時間が無くなってしまいがちです。

しかし、上の子も自分なりに我慢していることがたくさんあると思うので、そこをフォローしながらお手伝いをしたくなるような環境を整えてあげることをおすすめします。