言うことを聞かない子供にうんざり…。言うことを聞かせる方法

言うことを聞かない子供にうんざりしている。そんなママも少なくないでしょうが、実際にみんなはどうやって子供にいうことを聞いてもらっているのでしょうか?叱り飛ばしている?脅している?そんな子育てでは子供が委縮してしまい、伸び伸びと育てることができません。

かといって、子供の思うとおりにやらせ続けたらいつまでたっても物事が前に進みません。そんな子供がいうことを聞かないことにお悩みの方のために今回は子供がいうことを聞くようになるコツをご紹介します。

少し言い方を変えるだけで子供が言うことを聞いてくれるようになるかもしれません。ぜひ参考にしてください。

「○○したらダメ」「○○しなさい」と命令しない

子供が言うことを聞かないとお悩みのママさん、子供に何かをしてもらおうとするとき偉そうな命令口調になっていませんか?

子供が何かしたいというたびに「ダメ」。何かをしてほしいときは「○○しなさい!」と、子供に命令するような言い方になっている人はまず言い方を直してみましょう。というのも、子供は誰かに命令をされるとそれに反抗したくなるものです。

特に嫌だと思っていなくても、ママに強制的に「○○しなさい」といわれてしまったら思わず「イヤ!」と反射的に反抗してしまいます。

では子供に何かをしてほしいときや、いうことを聴いて欲しい時はどのような言い方をするかというと「○○してくれると助かるな」「○○してほしくないな」とお願いしてみましょう。大好きなママにお願いをされたら子供も「うん」といわざるをえないはずです。

「でも○○はしたくない」といってくるならば、なぜそれがイヤなのかじっくりとと理由を聞いてみましょう。親でも気づかなかった思いがけない問題が発覚するかもしれません。

時間に余裕のない時は、気持ちが焦ってしまいどうしても命令口調になってしまいがちですが、まずは心を落ち着けてお願いする言い方を心掛けてみましょう。

子供に関係のあることを伝える

「お片づけをしなさい」「でかける準備をしなさい」「早くご飯を食べなさい」「いいかげんにしなさい」そんなママの言葉を無視する子供の態度にイライラしている人も多いでしょうが、上記のようなものはすべてママの事情で、子供の気持ちや事情には全く関係のないことだという事実に気付いていますか?

子供にとってはお片づけをしなくても遊べますし、でかける準備も特に出かけたいと思っていないですし、ご飯もほっといてくれたらそのうち食べる、と思っているはずです。

その事実を踏まえると子供がママのいうことを聴かない理由も何となくわかるのではないでしょうか?そんな子供がなかなか言うことを聞かずに物事が思い通りに進まずイライラしているママたちに試してもらいたいのは現状を伝えるという方法です。

「お部屋汚いな~片付けて気持ち良く過ごしたいな~」「お外行きたいな~」「ご飯を食べて早く一緒に遊びたいな~」そんな言い方をすれば子供にも関係のあることなので、すんなりと言うことを聞いてくれるようになります。自分の願望や事情だけを伝えるのではなく、子供に関連付けるようにして伝えてみましょう。

できるだけ楽しい感じにする

子供が言うことを聞かないのはそれをしても楽しくないからです。ママの言うことを聞いても楽しいことは何もないと感じているからこそ、言うことを聞かずに自分が楽しいと思うことだけをしようとするのです。

そんな子供に言うことを聞いてもらうには、「ママのいうことを聴いたら楽しい!」と思っておらうようにするのです。

「歌いながらお片づけ」「ゲーム感覚で着替え」「スキップしながらお出かけ」どのようなことでもいいです。その言うことを聞いたら楽しいと思ってくれれば進んで聞いてくれるようになります。ぜひお子様にあった方法を考えてみましょう。

子供が言うことを聞かないからといってイライラするのはNG

子供が言うことを聞かないとイライラしてしまいますが、言うことを聞かないからといってイライラをそのままぶつけてしまっては余計に言うことを聞いてくれなくなります。

それよりも、なぜ言うことを聞かないのか?まずは客観的に分析をするようにしましょう。そうすれば子供とどのように向きあえばいいのかもわかります。ぜひ今回の記事を参考に子供と冷静に向き合ってみましょう!