待望の二人目を妊娠!だけど、上の子の赤ちゃん返りがひどくて大変ということを聞いたことがある人も多いのではないでしょうか?
上の子に兄弟を作ってあげたいけど、二人同時の育児や赤ちゃん返りに不安を覚えて、なかなか二人目を作れないというママたちもいます。
そんなママたちのために、筆者が経験した上の子たちの赤ちゃん返りや産後の上の子たちの様子などについてお伝えします!
赤ちゃん返りは妊娠中からあるって本当?
まず赤ちゃん返りと言えば、下の子が生まれてから上の子がやきもちを妬いてしまい反抗することが多くなったというのを想像する人が多いと思います。ですが、実は上の子たちの赤ちゃん返りはママのお腹に赤ちゃんがいるときから始まっているんです。
現在妊娠中のママは、最近上の子がやたら抱っこをせがむようになったり、夜泣きが復活してしまったなどはありませんか?
もし心当たりがあればそれは赤ちゃん返りが始まっています。ただし、この赤ちゃん返りについては産後に経験する、ママが下の子にかかりっきりでやきもちを妬いてしまうというのとはまた別のものだと筆者は思います。
それでは次から産前と産後の赤ちゃん返りの違いについて説明していきます。
出産前の赤ちゃん返りはちょっと特殊?
ママ自身が妊娠に気づく前に上の子が気づいた、上の子の様子が変わったのを見て妊娠に気づいたという話を聞いたことがありませんか?子供は本当に不思議ですが、本能的に何かを感じることも多いようですね。
筆者の場合も、最近体調がすぐれないなくらいにしか思っていませんでしたが上の子にママのお腹に赤ちゃん居る~と言われ、まさかな~と思いつつ検査薬を使ったところ陽性ということがありました。
出産前の上の子たちの赤ちゃん返りに関しては、まだ見えない赤ちゃんに対するやきもちではなく、ママに訪れている変化に対する不安が原因の一つだと思います。
今までは、いつでも抱っこや遊んでいてくれていたママのお腹が大きくなり、抱っこが難しくなったり、お腹の上に乗っちゃいけないと言われたり、ママの変化とまだ見えない赤ちゃんに対する不安が行動に現れて赤ちゃん返りをしている可能性があります。
産後の赤ちゃん返りは成長の証
産後に訪れる上の子たちの赤ちゃん返りは、やはり下の子に対するやきもちが多いですね。ですが、これも見方を変えれば上の子が成長しているという証です。
この時期の子供は、ママのお腹から出てきた自分よりも小さい赤ちゃんをみて少しずつ自分がお兄ちゃんやお姉ちゃんになったんだと自覚していきます。
その中で赤ちゃんがかわいいという気持ちや、ママが大変そう、自分がしっかりしなくてはという気持ちの変化があります。
自分の気持ちの変化に上の子自身がついていけず、知らず知らずのうちにプレッシャーになりため込んでしまって、その反動で悪いことをしたり、怒られるのをわかっていてママの気を引くために今まではしなかったことをしてしまったりすることがあります。
これは子供たちなりの気づいてほしいというSOSだと筆者は感じます。
愛情表現はストレートに!子供と一緒にママも成長
上の子たちは、お兄ちゃんお姉ちゃんになろうと日々頑張っています。その中で本当は寂しいという気持ちを我慢してしまっていることが多いです。
なのでママたちは、時間があるときには上の子をいっぱいぎゅーっと抱きしめてあげてください。これだけでも子供は安心します。大好きなママとくっついていられる時間は子供たちにとって本当にうれしく、大切な時間です。
そして、上の子にはストレートな愛情表現をするのが効果大です。ママは上の子が大好きだと言葉にして伝えること。
その上で、下の子にかかりっきりになってしまい、本当は寂しい思いをしているというのを知っていること。大人でもそうですが自分のことを理解してくれているというのがわかれば安心します。
今は大変ですが…
産後の体調が戻らない中、生まれたばかりの赤ちゃんの育児にくわえて上の子の赤ちゃん返りは本当に大変ですよね。毎日お疲れ様です。
今は大変ですが、子供たちは頑張るママを見ていますよ。上の子の赤ちゃん返りは、お兄ちゃんお姉ちゃんになったという気持ちの芽生え、そして成長過程です。なので、赤ちゃん返りもいつかは終わりが来ますので安心してください。
育児を頑張っているママは孤独を感じやすいですが、一人ではありません。上の子たちや赤ちゃんもママと一緒に頑張っています。自分たちのペースで、一緒に成長していきましょう!