注射が嫌い!という人は、子供だけでなく大人にもたくさんいますよね。大人でも苦手意識を持っている人が多いというのに、小さい子供にとって注射が恐怖に感じるのは仕方がないことですよね。
注射が嫌いだという子供の気持ちを少しでも和らげるにはどうすればいいのでしょうか?注射嫌いな子供の乗り越え方について紹介していきます。
子供に注射をすることは前もって言うべき?
子供に「注射しに行くよ」と伝えるのは、どうしても心苦しいという人もいるのではないでしょうか?さらに、前もって注射することを伝えてしまうと、嫌がって病院に行きたがらずに大変なことになってしまうから内緒で行くようにしているという人もいると思います。
注射に行くことを内緒にしてしまうのはNGです。これは本当にトラウマになりやすいのでやめましょう。何も知らずに突然恐怖の空間に入れられることで、より恐怖心は増してしまいます。
そして、それからはどこか行くとなると、また注射に連れていかれるのではないかと不安になってしまいます。子供の気持ちを考えるのならば、絶対に黙っていくことはしないようにしましょう。
注射嫌いの乗り越え方1.注射を理解させる
注射嫌いな子供の乗り越える方法として、きちんと注射について理解させるということが大切です。子供にとって注射というのは痛い以外の何物でもありません。しかし、注射を打つということには意味があります。
注射を打つからこそ元気でいられる、大きくなれるということをしっかりと伝えましょう。「お母さんも小さい頃に注射を打ったからこうして元気でいられるんだよ」というように、具体的に話してあげる方が理解しやすいです。
注射を怖がらなくなるというわけではないですが、嫌でも注射はしなくてはならないものだということを理解しようとするはずです。
注射嫌いの乗り越え方2.終わったらご褒美をあげる
注射嫌いの乗り越え方の2つ目は、終わったらご褒美をあげるということです。病院で注射の後に飴玉をご褒美としてあげているようなところもありますよね。子供はご褒美があることによって、嫌でも頑張ろうと思うことができます。
子供の気持ちを少しでも前向きにさせるには、嫌なことがあった後に楽しいことがということを事前に伝えておくことが大切です。ご褒美は高い物でなくてもいいです。
大好きなお菓子を買ってあげたり、病院が終わってから大好きなファミレスでデザートを食べさせてあげたりと、子供のエネルギーになりそうなご褒美をあげるように約束してあげることで、少しは前向きになれるはずです。
注射嫌いの乗り越え方3.とにかく褒める
注射嫌いの乗り越え方の3つ目は、終わったらとにかく褒めるということです。注射は誰でも痛いということは大人でも知っています。大人だから痛いと感じないというわけではないので、子供でも同じくらいの痛みを感じているはずです。
小さい体で痛みに耐えていることはとても立派です。だからこそ、注射がおわったら思いっきり褒めてあげてくださいね。注射をした日は1日中褒めてあげても良いでしょう。そうすることで、注射はとても痛いけれど、お母さんがたくさん褒めてくれる日だと認識するようになります。
もちろんお母さんだけでなくお父さんにも頑張ったことを伝えて、1日子供のことを褒めて甘やかしてあげると、注射に対する恐怖心が緩和されるはずです。
子供に注射は避けて通れない道!
子供の注射嫌いの乗り越え方について紹介してきました。子供にとって注射というのは避けては通ることができません。
痛みを感じてしまうというのは事実なのですが、それ以外の所でなるべくダメージが少なくて済むような工夫をしてあげることが、親の役割ですのでぜひ挑戦してみてください。